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“マイペース調整”の大島「部屋にこもるときはこもる」

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W杯を目前に控えても自然体のMF大島僚太

 自身初のW杯を目前にしても自然体を貫き、“マイペース調整”を続けている。日本代表MF大島僚太(川崎F)は「寝ないでというより寝たいときは寝て、時差対策の過ごし方はしていないけど、睡眠不足もないし、大丈夫です」と強調。事前キャンプ地のゼーフェルトに入ってからも時差ボケはなく、日増しにコンディションは上がっているようだ。

 宿舎でもリラックスできている様子で、「練習後は時間があればプールに行ったりしている。ビリヤードや卓球もあるけど、気分で部屋にこもるときはこもっています」と、オフの時間も自分のペースで過ごしている。

 5月30日のガーナ戦(0-2)はダブルボランチの一角でフル出場。チームは3-4-2-1のシステムでスタートし、後半途中から4バックに変更したが、大島はボランチを組む相棒がMF山口蛍、MF柴崎岳、MF井手口陽介と次々と代わる中、最後までピッチに立ち続けた。

 当初は大島の途中交代を考えていたという西野朗監督もそのプレーを見て「外せなかった」と、プランを変更してフル出場させた。ゼーフェルトに入ってからも戦術練習では主力組に入ることが多く、4-2-3-1で臨むとみられる8日のスイス戦(ルガーノ)もMF長谷部誠とのダブルボランチで先発が濃厚だ。

 映像で見たスイス代表のイメージについては「切り替えが早くて、ビルドアップをしっかりやってくる印象を受けた。全員の能力が高い印象があった」と、FIFAランキング6位の相手を警戒。「取りどころとかはチームとしてハッキリさせたほうがいい。スイスの切り替えの早さは頭に入っている。練習をこなすごとにみんなでコミュニケーションを取れているし、あとはそれを試合でできるかどうか」と、合宿で落とし込んできたことをピッチで表現するつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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