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“史上最弱ホスト国”か…W杯初、ロシアが出場国中FIFAランク最下位で開幕へ

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昨年のコンフェデ杯で惨敗した開催国のロシア代表

 国際サッカー連盟(FIFA)は7日、最新のFIFAランキングを発表した。W杯開催国のロシア代表は前回の66位から70位に後退。67位で変わらなかったサウジアラビアを下回り、史上初めて出場国中最下位で開幕を迎えるホスト国となった。

 FIFAランキングの発表が始まったのは1993年。2010年にW杯史上初めて開催国のグループリーグ敗退となった南アフリカも開幕直前の順位は83位と低迷していたが、下には105位の北朝鮮がいた。1994年アメリカ大会以降、出場国中最下位でW杯に臨むホスト国はロシアが初となる。

 フース・ヒディンク氏の下、MFアンドレイ・アルシャフィンやFWロマン・パブリュチェンコを擁し、EURO2008でベスト4と躍進したのも今は昔。昨年のコンフェデレーションズ杯ではニュージーランド戦こそ勝利を収めたものの、1勝2敗のグループ3位で決勝トーナメント進出を逃した。

 W杯イヤーを迎えても不安は拭えずにいる。3月に開催されたブラジル、フランスとの国際親善試合ではそれぞれ0-3、1-3と惨敗し、5月31日のオーストリア戦は0-1の完封負け。今月5日に行われた大会前最後のテストマッチでもW杯出場を逃したトルコと1-1で引き分け、2018年未勝利のまま14日のサウジアラビアとの開幕戦に挑む。開催国の意地を見せ、前評判の低さを覆すことはできるだろうか。

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