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[関東]首位快走、方や離された最下位…今季昇格組の早大と国士大で明暗くっきり

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昇格組で明暗くっきり

[6.9 関東大学リーグ1部第9節 早稲田大4-0国士舘大 たつのこ]

 今季より1部に復帰した国士舘大だが、最下位と苦しい戦いを続けている。

 首位の早稲田大と対戦した国士舘大は、前半はスコアレスで折り返したものの、後半の4失点で完敗。昨年はともに2部を戦い、昇格争い、そして優勝争いを最後まで繰り広げた両チームだが、1部復帰の今季は明暗がくっきりを分かれている。

 この日はMF大石竜平(4年=清水桜が丘高)やMF信末悠汰(4年=清水桜が丘高)、DF花房稔(4年=國學院久我山高)といった主力選手が教育実習期間中のため不在。さらに前節の流通経済大戦で右膝を負傷したFW田場ディエゴ(4年=日大藤沢高)と、あご2か所を骨折して手術したDF住吉ジェラニレショーン(3年=日大藤沢高)は長期離脱が見込まれているため、ベンチ入りしなかった。

 またこの日は東洋大が勝利したことで、10位に浮上。同勝ち点の11位東京国際大との勝ち点差は5に広がってしまった。

 主将MF諸岡裕人(4年=正智深谷高)も教育実習の合間を縫っての出場になっていた。ただしチーム事情について言い訳にすることはなく、それよりも「やることが徹底できていない。リスタートの集中力がなさすぎる」と語気を強め、危機感を募らせていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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