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W杯控えるイランに激震…米国の経済制裁により“スパイク問題”勃発

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イラン代表に“スパイク問題”浮上

 ロシアW杯に向けて準備を進めるイラン代表が悲劇に見舞われている。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は8日、欧米など6か国とイランが結んだ核合意から離脱すると表明。イランに対する経済制裁を再開すると発表した。この影響で米スポーツ用品メーカーのナイキが、「イラン代表選手にスパイクを提供することはできない」と声明を発表した。

 イランのユニフォームは、ドイツのスポーツ用品メーカーであるアディダスが提供している。全員がナイキのスパイクを履いているわけではないようだが、急遽アディダスに変わる可能性があるようだ。

 制裁再発動のあおりを受ける形となったイランを率いるカルロス・ケイロス監督は、「選手たちはナイキのスポーツ用品に慣れており、重要な試合の1週間前に変更するのは適切ではない。この問題についてはFIFA(国際サッカー連盟)に助けを求めている状況だ」と明かした。

 グループBに所属するイランは、15日に初戦でモロッコと戦うが、それまでに“スパイク問題”は解決するのだろうか。

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