レアル・マドリーに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、ロシアW杯での成功に向けて並々ならぬ意欲を見せている。

　2012年8月にトッテナムからレアルに加入後、同クラブで必要不可欠な存在となっているモドリッチ。レアルでは、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝や2016-17シーズンのリーグ制覇などを経験している。

　圧倒的なプレービジョンと多彩なパスさばきでレアルの中盤に君臨するモドリッチは、開催が迫っているロシアW杯にもクロアチア代表として参戦する。同選手は大舞台での成功に向けてモチベーションを高めているようで、『Croatian Players' Union awards』の場でレアルでのシーズンを振り返るとともに以下のように話した。

「(CLは)ドラマティックな優勝だったね。ただ、決勝までの道のりは、僕がマドリーに加入してから最も厳しいものだった。フランス王者にイタリア王者、ドイツ王者、そしてリバプールだ。本当に僕たちは優勝に値したと思う」

「長く険しいシーズンだった。リーガとコパ・デル・レイで僕たちは期待通りのプレーができなかった。でも、最終的にはトロフィーを獲得できたね。最も重要なトロフィーだ。今回の成功で歴史に記憶されること、そしてこのクラブの一部になれたことは本当に嬉しいよ」

　それでもモドリッチは「レアル・マドリーで獲得したいくつかのトロフィーとクロアチア代表での一度の大きな成功を交換できるのならそうしたいね(笑)」と語り、クロアチア代表としての成功を望んだ。

　なお、モドリッチを擁するクロアチア代表は、ロシアW杯のグループDでナイジェリア代表、アルゼンチン代表、アイスランド代表と同居する厳しい組み合わせとなっている。

---

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集