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高校時代から「ストイック」だったという先輩・長谷部に藤枝東の現役選手たちがエール

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藤枝東高の後輩たちも先輩の活躍を期待

 11年ぶりにインターハイへの出場を決めた後輩たちが、世界に挑戦する先輩へエールを送った。

 静岡の名門、藤枝東高は今夏のインターハイ静岡県予選で11年ぶりに優勝した。静岡北高、東海大静岡翔洋高、清水東高を破って4強入りすると、準決勝では浜松開誠館高に先制されながらもFW井上燎哉(3年)のスーパーゴールなどで逆転勝ち。そして、決勝では延長後半終了間際にMF平尾拳士朗(3年)と井上が連続ゴールを決めて5-3で清水桜が丘高を振り切った。

 藤枝東の指揮を執る小林公平監督は現役時代、藤枝東でW杯日本代表MFの長谷部誠の1学年後輩に当たる。小林監督が左DF、長谷部がトップ下として出場した01年インターハイでは準決勝で長谷部がゴールを決めるなど勝ち上がり、準優勝。井上は「監督の1個上の先輩で、(小林監督から)良く話を聞いている。(当時から)ストイックで、自分から率先して声を出したりしていたということなので、そういうところを見習いたい」と語る。

 3大会連続でW杯に出場する先輩は後輩たちの憧れだ。平尾は「日本代表として自分の学校のOBが戦ってくれることを誇りに思っています」と語った。チームの中心人物として、またリーダーとして、W杯で先輩はどのような姿を見せてくれるか。「チームをまとめて勝ってほしい」(井上)という後輩たちの期待にも日本代表の主将は応える。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018

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