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ワールドカップに臨むOB長友は「誇り」、東福岡高の現役選手たちがエール

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東福岡高の後輩たちの応援も力に、長友佑都は世界に挑む

 ワールドカップで「ヒガシの誇り」がサイドを駆け回る。14日に開幕するワールドカップに挑む日本代表の左DF長友佑都(ガラタサライ)は、努力の人として知られる。身長170cmと小柄ながら、世界トップレベルで渡り合う頼もしいSBだ。彼の活躍は、母校である東福岡高の現役選手にとって大きな刺激になっている。東福岡は3日に高校総体の福岡県大会で7連覇を達成し、全国大会の出場権を獲得。主力選手に話を聞いた。

 1トップを務めるエースFW大森真吾は「長友先輩の話は、スタッフからよく聞きます。長友はああだった、こうだった、だから、お前たちもそれぐらいやらないと、あんなところまでは行けないぞと。授業で絶対に寝ることがなかったとか、走りのメニューでは常に先頭を走っていたとか。とにかくサッカーに打ち込んでいたと聞いています。実際に日本代表の報道を見ていても、代表で中心になっている選手だと思いますし、海外でどのチームに行っても監督に信頼されているのは、本当にすごいと思います」と刺激を受けていた。

 2年生の技巧派MF荒木遼太郎は「長友さんは、体幹とか食事とかをこだわって、自分でできる努力を精一杯やっている人だと思います。自分は、まだまだ足りないなと思わされますし、見習っていきたいです。努力の仕方が工夫されているし、人の何倍もやって、日本代表で活躍できる選手になっていると思う。自分もそこを目標に頑張っていきたいと思っています。朝から他人より早く起きて練習をしていたと聞いていますし、自分も、休みの日には友だちを誘って自主練習をしています。目指している選手ですし、追いつきたいので」とチーム練習以外の取り組みの参考にしていることを明かした。

 GK松田亮は、長友の自著「日本男児」(2011年発行)を何度も読んでいるという。
「高校時代からストイックだったと聞いています。地道なトレーニングをできる選手は強くなれるんだなと学ばせてもらっている。僕は腰を何度も痛めているので、長友さんの体幹の鍛え方を参考にしてトレーニングをしています。また、練習以外でも、自分はちょっと無愛想とうか人見知りなので、長友選手の海外の選手と打ち解けられるところはすごいと思います」(松田)

 日本代表は、大会直前の監督交代や西野朗新監督のメンバー選考に対し、ファンやサポーターから不満が噴出。年齢層の高いメンバー構成への不満に対しては、長友がSNSのツイッターで「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」と主張したことが話題にもなった。逆風が吹いても真っ向から挑み続ける長友の姿勢に刺激を受けている後輩たちは、当然、ワールドカップで長友が活躍してくれることを心から望んでいる。高校総体の県予選決勝で先制点を決めたMF福田翔生は「世界の大舞台でやり合っていて、その中でも中心選手。勇気をもらえるし、頑張ってほしい。自分たちの誇りだと思っています」と大先輩の印象を語る言葉の中にエールを込めた。長友を育てた人たちがいて、ともに戦う人がいて、後ろから追いかける人がいる。日本代表は、皆の思いを背負った戦いだ。世界で勝つことは容易ではないが、後輩たちは、奇跡の躍進に期待をかけている。
 
(取材・文 平野貴也)
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