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シャビ、スペイン代表の電撃監督交代を支持「連盟が何よりも上」…W杯では優勝候補と強調

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激怒するスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・マヌエル・ルビアレス会長

 ロシアW杯開幕前日に、ジュレン・ロペテギ監督を解任したスペイン。同国のレジェンドであるMFシャビ・エルナンデスは、指揮官交代を支持している。スペイン『ラディオ・マルカ』が伝えた。

 ロペテギ氏は12日、来シーズンからレアル・マドリーの指揮を執ることが発表された。しかし、同氏は5月にスペイン代表との契約を2022年まで延長したばかり。この一連の行動に、スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・マヌエル・ルビアレス会長が激怒。「今回の彼の行動は受け入れられない」として、ロペテギは大会開幕目前で職を追われることとなった。

 スペインは15日に初戦でポルトガルと対戦。2日前での電撃解任となったが、シャビは決断を支持している。

「ロペテギの決定は時機を逸している。思いがけない、軽率な決断だ。全員にとって驚きだった。しかし、ルビアレスは素晴らしい対応を見せた。まず、誰よりも上に位置すべき連盟のことを考えてくれた」

「(レアルの動きについて)僕はマドリーの現状について意見を言う立場の人間じゃない。でも、元バルセロナの選手として、連盟は素晴らしい決断を下したと思っている」

 後任には、RFEFのSDを務めていたフェルナンド・イエロ氏が就任。シャビは新指揮官への期待を述べつつ、「スペインは優勝候補」と強調している。

「イエロは代表監督を務められる人物だ。2010年W杯の最初の試合、スイス戦を0-1で落としたときには、僕たちの大きな助けとなってくれた」

「理想的な状況ではないが、代表チームに影響がないことを願っている。グループ内には、こうした状況をうまく扱える選手たちがいる。代表チームの成功を祈っているよ。スペインは今なお、このW杯の確固とした優勝候補だ」

 ポルトガルと対戦した後、スペイン代表は20日にイラン、25日にモロッコと激突する。緊急事態の中、“ラ・ロハ”は2010年以来の優勝を果たせるだろうか。

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