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「パラグアイ戦で希望の光」“ノーチャンス”発言のトルシエ氏、日本のGL突破の可能性は…

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フィリップ・トルシエ氏が日本にエール

 元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が、ロシアW杯に臨む同代表にエールを送った。

 ロシアW杯が14日に開幕するのにあわせ、日本のフットボールを盛り上げるスポーツコミュニティパーク『ODAIBA FOOTBALLFANZONE 2018』が、期間限定で東京のお台場ウエストプロメナードにオープン。この『ODAIBA FOOTBALLFANZONE 2018 オープンセレモニー』にトルシエ氏が登場。トークショーが行われた。

 2002年日韓W杯で日本を指揮し、ベスト16進出に導いたトルシエ氏は、その後カタール代表やマルセイユなどの指揮官を歴任。中国クラブも指揮したが、今も日本を気にかけてくれている。トークショーでは、「私は日本のサポーターだから、(グループリーグ突破の)可能性は60%と言いたい」と、“サムライブルー”に大きな期待を寄せた。

 しかし、トルシエ氏は11日付のフランス『レキップ』によると、「少しの運と、審判に恵まれれば可能性はあるかもしれない。サプライズが起こることだってある」としながらも、「私からすると、日本にはまったくチャンスはないように思える」と厳しい言葉を残していた。

 その点の矛盾を囲み取材で問われ、「私に言わせば、理論上では日本が決勝トーナメントに進出する可能性はない」と改めて断言。それでも、「サッカーは理論でやるものではない。初戦が一番大事。どのチームにも50%の可能性で上がれるか、上がれないか。日本が突破するためには勝ち点4が必要だろう」と話し、12日に行われた本大会前最後のテストマッチでパラグアイを4-2で下したことで、「希望の光が見えてきた」と説明した。

「自分たちの自信につながる小さな火花がどんどん出てきている。ゴールを決めるたびにみんながベンチの方に行って、他の選手たちと喜び合っていた。日本に一体感が作られつつある。今は色々な迷いがあるかもしれないが、その一体感が芽生えていること、そして希望の光が見えてきたことで、前よりも可能性が高まった。選手たちが良いコンディションにいれば、より上がれる可能性がでてきたと思う」

 トークショーの最後で「Unite as one(一つとなって頑張ろう)」と日本にエールを送ったトルシエ氏。「今は難しい状況にあるかもしれない。だからこそ、反対にそれが大きなチャンス、大きな運を呼ぶものだと考えている。こういう状況だからこそ、自分たちの力を発揮できると思うし、一体感を発揮して欲しい」と、ロシアでの飛躍を願った。

(取材・文 清水祐一)
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