右ふくらはぎ痛で2日連続の別メニュー調整となった日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)について西野朗監督は「岡崎が一番気になる」と心配そうに語った。

　非公開で行った15日の練習後、報道陣の取材に応じた指揮官は「(練習を)離脱せざるを得ない選手もいて、思いどおりにはいかない」と指摘。この日は岡崎のほか、DF昌子源、MF大島僚太も報道陣に公開された冒頭部分は別メニューだったが、「厳しい選手もいる」とし、その中でも岡崎の状態を不安視した。

　左足首痛でシーズン終盤を欠場した岡崎は5月30日のガーナ戦(0-2)に途中出場し、4月以来の実戦復帰。今月12日のパラグアイ戦(4-2)では先発出場を果たした。しかし、合宿中は常に右膝に痛々しいテーピングを巻くなど満身創痍の状態。パラグアイ戦後は右ふくらはぎに張りを訴え、別調整が続いている。

　19日のW杯初戦・コロンビア戦(サランスク)まであと4日。負傷者に関しては大会規定で初戦のキックオフ24時間前までメンバーの入れ替えが可能となっている。チームにはバックアッププレイヤーとしてFW浅野拓磨も帯同を続けており、岡崎の状態を慎重に見極めることになりそうだ。

(取材・文　西山紘平)

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