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2ゴールのD・コスタはドローに不満…スペイン代表監督交代劇での内部分裂は否定「僕たちは家族」

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初戦で2発を決めたFWジエゴ・コスタ

 スペイン代表は15日、ロシアW杯初戦でポルトガル代表と対戦し、3-3のドローで試合を終えた。この日2ゴールを挙げたFWジエゴ・コスタは、試合後インタビューに応じている。

 W杯初戦で、いきなりポルトガルとのイベリア半島ダービーに挑んだスペイン。58分にナチョのスーパーミドルで一時逆転に成功したが、終了間際にFWクリスティアーノ・ロナウドに3点目となる直接FKを叩き込まれ、ドローで試合を終えた。

 試合後、この日2ゴールを挙げたD・コスタは、結果に満足していないと明かした。

「ゴールを決められたことには、とても満足している。でも終盤のFKで残念になってしまった。とても素晴らしく、激しい試合だった。一度スコアをひっくり返したが、勝利を逃した。奇妙な感覚でここを去ることになる」

「ちょっと悪い試合だ。僕たちは勝利に値した。もっと良い結果を得るにふさわしいプレーを見せたし、ボールも保持していた。僕たちは試合を支配していたんだ」

 2失点目のシーンでは、C・ロナウドの強烈なシュートをGKダビド・デ・ヘアが弾けなかった。これについて問われたD・コスタは、「僕たちは家族であり、ワールドカップの中で成長していきたいと思っている。デ・ヘアは素晴らしいGKだ」と擁護している。

 スペインは、大会開幕前日に指揮官を交代。混乱の中で初戦を迎えた。D・コスタは、「僕たちは皆のためにピッチで全力を出すだけだ。チーム内分裂? 僕たちは家族だよ」と噂された内部分裂を完全否定している。

 これまで、スペイン代表でのパフォーマンスを批判されてきた29歳FWだが、受け入れつつ自身の仕事に集中していくと語っている。

「試合を通じて良い感覚だった。起用されるストライカーについては多くの議論がされた方がいい。その方がうまくいくよ。今日はゴールを決められて幸せだ」

「うまくいかなければ、人々は僕を批判する。でも、今日は少しだけ満足感を得ていると思う。批判は受け入れるし、うまくいかなければ批判があるのは当たり前だ。僕は口を閉じて、仕事に取り組むだけだよ」

 初戦をドローで終えたスペインは、20日にグループ首位のイランと対戦。その後25日にモロッコと激突する。

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