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[プレビュー]チュニジアを侮るな!経験不足が心配されるイングランドは細心の注意を

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イングランドは24歳MFエリック・ダイアー、22歳デレ・アリと若手が多く選出された

[6.18 W杯G組第1節 チュニジア(日本時間19日3:00)イングランド ボルゴグラード]

 グループGは“2強2弱”と予想されているが、チュニジア代表は侮れない相手だ。初戦で戦うイングランド代表は警戒しなければならない。

 攻守両面でハードワークを課すナビール・マールール監督のもと、組織力も高めてきたチュニジアは、FWタハ・ヤシン・ヘニシ、MFユセフ・ムサクニという攻撃の核が不在。それでも、ポルトガルとトルコとのテストマッチでは、先制されながらも2-2のドローに持ち込むしぶとさを見せている。さらに9日に行われたスペイン戦(0-1)は後半39分に決勝点を許したが、優勝候補を最後まで苦しめた。仕上がり良好の“アフリカの雄”が2強から勝ち点を奪う可能性は十分にある。

 前回のブラジル大会では、1分2敗でまさかのグループリーグ敗退となったイングランド。ロシアW杯の欧州予選後に3バックに完全移行し、守備に安定感がでてきた。メンバーもプレミアリーグを舞台に活躍する実力者が勢ぞろい。優勝も狙える戦力が揃っている。だが、GKジョー・ハート不在のGK陣をはじめ、各ポジションの経験値不足に一抹の不安を感じさせる。それでも、タレント力は抜群。近年、国際大会で結果を残せていないイングランドだが、若い力が勢いに乗れば、上位進出もみえてくるはず。まずは、チュニジアを倒して好スタートを切りたいところだ。

■FIFAランキング
チュニジア:21位
イングランド:12位

■対戦成績
チュニジアからみて1分1敗

■テレビ中継
NHK

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