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エリクセン決勝Aのデンマークが白星発進!!VAR→PK失敗のペルーは無得点…

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デンマークにとっては2010年南アフリカ大会日本戦以来の得点

[6.16 ロシアW杯C組 ペルー0-1デンマーク サランスク]

 ロシアW杯3日目、C組ではペルー代表デンマーク代表が初戦を迎えた。試合は、デンマークが1-0で開幕白星を飾っている。

 9大会ぶり5回目のW杯に臨むペルーは、4-2-3-1でスタート。最前線には、シャルケでDF内田篤人と名コンビを組んでいたFWジェファーソン・ファルファンが入り、“薬物摂取騒動”で紆余曲折の末にメンバー入をはたしたペルーのレジェンド、FWパオロ・ゲレーロはベンチスタートになった。

 立ち上がりからペースをつかんだのは、白いユニフォームのペルー。ボールへ素早く寄せてデンマークにシュートまで持ち込ませず、奪っては手数をかけずに攻撃を仕掛けていく。29分、FWアンドレ・カリージョのスルーパスに抜け出したファルファンがペナルティエリア内でシュートまで持ちこんだが、ゴールに結びつけることはできない。

 これまでに出場した4大会のうち3大会で決勝トーナメントに進出しているデンマーク。劣勢を強いられる中、前半のうちにMFウィリアム・クビストが負傷退場に。大黒柱のトップ下、MFクリスティアン・エリクセンはサイドに開いてボールを引き出し、打開しようと試みるが、決定機を創出することはできない。それでも39分、ペナルティエリアすぐ外で得たFKをエリクセンが直接狙ったが、壁に跳ね返されてしまう。こぼれ珠を途中出場MFラセ・シェーネの右足がとらえたが、GKペドロ・ガレセの正面をついてしまった。

 前半終了間際、VAR判定の末にペルーのMFクリスティアン・クエバが倒されたとみなされPKの判定に。クエバが自らキッカーを務めたが、シュートをふかしてクロスバーを大きく越えてしまい、スコアレスのまま最初の45分を終えた。

 後半立ち上がりはデンマークが主導権を引き戻す。すると14分、自陣からボールをつないで3対3の状況を作り出すと、エリクセンのスルーパスからFWユスフ・ポウルセンが左足を一閃。これがゴールネットを揺らし、デンマークが先制する。

 反撃に転じるペルーは、16分にはクエバのパスからFWエディソン・フローレスがペナルティエリアでフリーでシュートを放つ。しかし、GKカスパー・シュマイケルが好セーブでゴールを許さない。その直後にはエースのゲレーロを投入。ピッチに入ってから2分足らずでヘディングシュートまで持ち込み、反撃の狼煙を上げる。

 攻勢に出るペルーに対し、中央を固めるデンマーク。ペルーは敵陣に攻め入ることができるもののゴールは遠く、39分にファルファンがフリーで放ったシュートもGKシュマイケルの守備範囲に。3枚の交代枠を使い切って攻めるも最後までゴールを割ることはできなかった。

 続く第2戦は21日、ペルーは開幕で勝利したフランスと、デンマークはオーストラリアと対戦する。

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