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4年間プレーしたロシアのピッチ…本田「良くないと思っていたほうがいい」

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ルビン・カザンのトレーニング施設で練習するMF本田圭佑

 かつてプレーしたロシアの地で自身3度目のW杯を迎える。10年から13年までの4年間、CSKAモスクワに所属した日本代表MF本田圭佑(パチューカ)は、ベースキャンプ地となっているルビン・カザンのトレーニング施設について「カザンのほうがCSKAよりも環境がいい」と印象を口にした。

「ロシアの環境と言われても、カザンは前泊と当日しかいないから」と苦笑いしながらも、「CSKAはもともと軍隊だったので、施設が全体的に古い。でも(カザンより)倍ぐらいデカいかな」と、CSKAモスクワとルビン・カザンの施設を比較して言った。

 西野朗監督によると、練習場のピッチは芝生が24mmと長く、19日のW杯初戦・コロンビア戦が行われるサランスクは「もっと長いと聞いている」という。本田は「本番のピッチがどんなのかは正直分からない」としたうえで、「そんなに良くないと思っていたほうがいい。想定内は想定内。条件は一緒」と指摘した。

「W杯の試合をここまで何試合も見て、みんなもロシアのピッチ状況、ビデオ判定の仕組みを含めて、総合的に見た視点でどういうふうにやるべきか整理が付いてきていると思う」。ショートパスやドリブルが引っかかるなど、プレーへの影響も必至のピッチ状態。「究極で言うと、戦術を変えるのか。条件が悪いのに同じプレーをしようと思っても、いいプレーはできない。人生も一緒。臨機応変にやらないといけない」と話した。

(取材・文 西山紘平)

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