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前回王者が敗れる波乱…メキシコの電光石火の速攻が炸裂!! ドイツからW杯初勝利

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メキシコ代表が前回王者ドイツ代表から完封勝利を収めた

[6.17 ロシアW杯グループリーグF組 ドイツ0-1メキシコ モスクワ/ルジニキ]

 ロシアW杯4日目が17日に行われ、モスクワのルジニキスタジアムでは前回大会王者のドイツ代表メキシコ代表が対戦。前半35分にFWイルビング・ロサノの得点でメキシコが先制すると、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。23日に行われる第2節でドイツはスウェーデン、メキシコは韓国と対戦する。

 W杯では過去3度の対戦がありながらも、そのすべてでドイツが勝利を収めており(86年大会はPK戦を4-1で制す)、王者にとっては相性の良い相手との初戦を迎えた。試合開始早々にメキシコにフィニッシュまで持ち込まれるも、PA内に侵入したロサノのシュートをDFイェロメ・ボアテングが滑り込んでブロック。同3分にはドイツがゴールに迫るが、DFジョシュア・キミッヒのパスからPA内に走り込んだFWティモ・ベルナーのシュートはゴール左に外れた。

 すると、その後はメキシコがゴールに迫る場面を創出。前半10分、左サイドのロサノからパスを呼び込んだDFエクトル・エレーラがミドルレンジから狙うもGKマヌエル・ノイアーの守備範囲に飛んでしまう。さらに同14分にはMFミゲル・ラユンの蹴り出したFKをDFエクトル・モレノがヘディングで叩きつけるが、これもノイアーにキャッチされてしまった。一方のドイツは同20分、右サイドから切れ込んだキミッヒの浮き球のパスをPA内で受けたベルナーが鋭い反転から狙い、同22分にはMFトニ・クロースがPA外から左足シュートを放つが、ともにGKギジェルモ・オチョアの正面を突いた。

 メキシコはハードワークをいとわず、素早いプレスと激しい寄せでドイツの選手から自由を奪い取ると、FWハビエル・エルナンデス、MFカルロス・ベラ、ロサノを中心とした高速カウンターでゴールを脅かす。ドイツを圧倒し始めると、前半35分に電光石化のカウンターからメキシコが先制点を奪取。自陣でボールを奪うと、モレノから縦パスを呼び込んだチチャリートがMFアンドレス・グアルダードに落とし、自らは敵陣へと駆け上がってリターンパスを受ける。左サイドから駆け上がるロサノを見逃さずにラストパスを送ると、PA内で受けたロサノが寄せてくるMFメスト・エジルをかわして右足シュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 前半39分のクロースの直接FKがクロスバーを叩くなど、前半はドイツに得点は生まれず。1-0とメキシコがリードしたまま後半を迎えても同点ゴールを奪えずに試合が進むと、後半15分にドイツベンチが動き、MFサミ・ケディラに代えてMFマルコ・ロイスがピッチへと送り込まれた。同20分にはボアテングが右サイドから送ったクロスをキミッヒがバイシクルで狙うも、シュートは枠を捉え切れず。メキシコは同29分にグアルダードに代えてW杯5度目の出場となるDFラファエル・マルケスを投入した。

 徐々にドイツが圧力を強めるが、メキシコも時折繰り出すカウンターで追加点を狙う。後半31分には右サイドのキミッヒのパスからクロースがダイレクトで狙うもシュートはゴール右に外れ、同33分には速攻からラユンがフィニッシュまで持ち込むが枠を捉え切れず。同点に追い付きたいドイツは同34分にDFマービン・プラッテンハルトに代えてFWマリオ・ゴメス、同41分にはベルナーに代えてMFユリアン・ブラントを投入して状況を打開しようと試みる。

 その後もドイツが押し込む時間帯が続いたが、最後までメキシコの集中した守備を崩し切ることができず。1-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、メキシコが前回王者を撃破。W杯でドイツから初勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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