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速も遅も、前も後もOK!! “臨機応変”なメキシコが王者ドイツ撃破

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メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(14)とFWカルロス・ベラ

[6.17 ロシアW杯グループリーグF組 ドイツ0-1メキシコ モスクワ/ルジニキ]

 芸術的な速攻だった。前回王者ドイツを沈める得点が生まれたのは、前半35分。メキシコ代表は高速カウンターからゴールを陥れた。

 序盤から飛ばした。前線から激しいプレッシャーを掛けてドイツの選手から自由を奪い取ると、自陣深くまで攻め込まれる前にボール奪取を成功。すぐさま攻撃へと切り替えると、FWハビエル・エルナンデス、FWカルロス・ベラ、FWイルビング・ロサノが凄まじい勢いでドイツゴールへと迫った。すると前半35分に待望の先制点が生まれる。

 自陣でのボール奪取を成功させると、DFエクトル・モレノが打ち込んだ縦パスをチチャリートがMFアンドレス・グアルダードに預けて、自らは敵陣へと走り込む。リターンパスを受けると、左サイドから駆け上がるロサノへラストパス。PA内でボールを受けたロサノは、寄せてきたMFメスト・エジルをかわして右足のシュートでネットを揺らした。

 カウンターの鋭さは凄まじかったが、決して縦に急ぐだけではない。ドイツの守備陣形が整っていると判断すれば足元でボールをつないで左右に揺さ振りをかけ、たとえドイツの選手に寄せられてもかわすなど技術の高さも示した。

 激しいプレスも前線の選手の消耗が激しく、献身的なプレーを見せた2列目のベラは後半13分、ロサノは同21分にピッチを後にしている。その後はドイツに押し込まれる展開となったが、引いたメキシコは固かった。きっちりと守備ブロックを作ってドイツの攻撃をはね返し続け、1-0のまま試合終了を迎える。

 攻撃は速くても遅くても大丈夫。守備は前から行っても引いても問題なし。臨機応変な戦い方を見せたメキシコが、ドイツからW杯初勝利を挙げることになった。

(取材・文 折戸岳彦)

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