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初戦黒星の前回王者、ドイツが巻き返すために必要なことは?独記者が分析

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 現地時間17日に行われたロシアW杯のドイツ代表メキシコ代表は、0-1でメキシコが勝利を収めた。前回王者ドイツが初戦でいきなり敗れる番狂わせとなったが、ドイツの現地記者は巻き返して決勝トーナメント進出を果たせるという見解を示している。

 『Goal』ドイツ版で記者を務めるオリバー・マイビュルムは、ドイツ代表の現状について次のように分析している。

ヨアヒム・レーブ監督は試合後も多くを語らず、冷静だった。本人は何も失っていないと主張しているとおり、ドイツはまだ勝ち上がるチャンスがあると思っている」

マッツ・フンメルスやジェローム・ボアテングといった選手たちは、試合内容に満足していないと口にしていた。それでも、この状況を打破するためには、スタメンの陣容を変える必要があるだろう。また、メキシコ戦の黒星は、ドイツにとって目が覚める結果となったはずだ。スウェーデン、韓国との試合はどちらも落とすことができない一戦だからね」

 第2節以降、ドイツが行うべき戦いについては「スウェーデンと韓国は、メキシコと異なるスタイルだ。具体的にどういった改善が必要かを明確に語るのは難しいが、攻撃と守備のバランスには細心の注意を払うべきだろうね。そして、相手がカウンターを仕掛けてきたときには、DFだけに守勢の負担をさせるのは危険だろう。中盤の選手がいかに守備面でもサポートできるかが重要だ。

 スタメンについては、次の試合ではMFマルコ・ロイスが出るべきだろうね。彼がいることでドイツの攻撃は間違いなく活性化する。メキシコ戦では途中出場でいい場面を演出したしね」と発言。次節以降のドイツ代表に求められるものを分析している。

 メキシコとの初戦を落としたドイツは23日にスウェーデンと、26日に韓国と戦う。果たして、前回王者はいかにして巻き返しを図るのか。ドイツ代表指揮官として10年以上もの長期政権を築いた名称レーブの手腕に注目が集まるところだ。

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