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W杯初陣で歴史的1勝!饒舌西野監督「パレードはモスクワで」

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W杯初陣で勝利を飾り、笑顔の西野朗監督

[6.19 ロシアW杯グループリーグ第1節 日本2-1コロンビア サランスク]

 就任から2か月の指揮官がW杯初陣で勝利を飾った。W杯本大会でこれまで1分3敗と勝ったことがなかった南米勢に歴史的な初勝利。日本代表西野朗監督は「初戦をこういう形で終えることができたのは大きなアドバンテージだが、2戦目、3戦目も厳しい相手。しっかり対応したいと思う」と、冷静に次を見据えた。

 立ち上がりの前半3分にPKを獲得し、相手を退場に追い込んだ。理想的な試合展開を「スタートからアグレッシブに入れた」と振り返ると、1-1の同点に追いつかれて迎えたハーフタイムには「数的優位はすべて優位な状況ではない。ポジショニングで優位性を持たないといけない」と選手にゲキを飛ばした。

「選手は前半以上に動く中で優位なポジショニングを取り、ポゼッションもかなり高まった。自分たちでボールをコントロールできた後半だった。(勝ち越しゴールは)リスタートだったが、決定機もいくつかあったし、ハーフタイムでの全員の修正力、対応力は運動量を含めてコロンビアを上回ったと思う」

 5月21日にスタートさせた国内合宿から1か月足らずの準備期間。本番までの強化試合は3試合という中、「今までの準備はすべて今日のゲームのためだった。固定したメンバーで今日を迎えるのではなく、いろいろなトライ、テストをした上でメンバー、システムを決めたいと思っていた」。5月30日のガーナ戦(0-2)では3バックをテストし、今月8日のスイス戦(0-2)と12日のパラグアイ戦(4-2)ではW杯メンバー全23選手を起用した。

「中盤での攻防で優位に立てるか、立てないか。そういうキャスティングを選んだ。柴崎、香川、乾というボールを自分でもグループでも扱える。そういう選手が必要だった。ディフェンス、ディフェンスで試合を進めてということなら別のキャスティングだったと思うが、リアクションだけにならず、中盤である程度のイニシアチブを取りたいという中での中盤の構成だった」

 記者会見ではロシアメディアから「ロシアでは成功するとお祝いするという伝統があるが、どんなお祝いをしたいか」という質問が飛んだ。「今日、優勝したのであれば、サランスクのメイン通りを全員でパレードしたいが、1試合、3ポイントを取っただけなので。次の会場、モスクワの会場まで取っておきたい」。場内の笑いを誘いながらも、指揮官の表情には確かな手応えと自信がにじんでいた。

(取材・文 西山紘平)

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