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金星から一夜明け…香川に祝福メール100件以上「今朝やっと全員に返せた」

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取材対応を終えて宿舎に戻るMF香川真司とDF長友佑都

 金星を挙げた19日のW杯グループリーグ初戦・コロンビア戦(2-1)から一夜明けた20日午前、日本代表はベースキャンプ地のカザンで練習を行った。コロンビア戦に先発した11人と後半25分から途中出場したMF本田圭佑は宿舎で調整。残り11人は雨の中、ミニゲームなどで汗を流した。

 チームはコロンビア戦後、スタジアムからバスでサランスクの空港に移動し、試合当日のうちにチャーター機でカザンに戻った。PKで自身W杯初ゴールとなる先制点を決めたMF香川真司(ドルトムント)は「ちょっと普段より寝つきは悪かったけど、寝れました。試合後はいつも寝れないことが多いので」と話しながらも、「意外と(カザンに)帰ってきたときは落ち着いていた」と、勝利の喜びと興奮は移動している中で徐々におさまったという。

「4年前のコートジボワール戦のあとの夜のほうが厳しかった。勝った日の夜はどうなるんだろうと思ったけど、意外と冷静だった」。14年ブラジルW杯の初戦はコートジボワールに1-2の逆転負け。黒星発進と白星発進の違いを実感した背番号10は「飛行機の中もワイワイする感じではなかったし、みんな冷静だった」と、チーム全体の雰囲気も明かした。

 試合後、祝福メールが「100件以上は」殺到したという。「今日の朝にやっと全員に返せた」。うれしい悲鳴をあげる香川は「こんなにたくさんの人が応援してくれて、自分を信じてくれるのはありがたいと強く感じた。うまくいかないときにサポートしてくれた人にも感謝したい」と、あらためて自分を支えてくれる人たちへの思いを強めたようだった。

(取材・文 西山紘平)

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