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“同僚”見捨てる非情プレーなど余裕なしのメッシ…モドリッチ「僕は調子が良さそうに見えた」

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開幕2試合連続ノーゴールのFWリオネル・メッシ

 クロアチア代表のMFルカ・モドリッチが不調のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを擁護している。スペイン『アス』が伝えた。

 アルゼンチンは21日のグループリーグ第2節でクロアチアと対戦し、0-3の完敗を喫した。初戦のアイスランド戦(1-1)に続いて2試合連続ノーゴールに終わったメッシは、1点を追う後半30分にバルセロナの同僚MFイバン・ラキティッチが負傷で倒れた際、クロアチアの選手がボールを出すよう促す中で構わずドリブル突破を図るなど、余裕のなさもうかがわせた。

 それでも対戦相手のモドリッチは、メッシについて「僕からすると、レオ(メッシの愛称)の調子は良さそうに見えた」と振り返っている。「彼は並外れた選手だけど、1人で全てをやることなんてできない。サッカーではチームメイトの助けが必要なんだ。たとえどんなに偉大な選手であろうともね」と擁護しつつ、「僕らのプレープランが彼を苦しめた」とクロアチアの戦いが優れていたからだと分析しているようだ。

「(クロアチアは)スペースを消して、マスチェラーノを潰した。アルゼンチン代表の選手は彼にボールを集めていたからね。試合開始の時点で、正しく動くことが極めて重要だった。1度ボールを持ってリズムが生まれてからは、僕らが試合をコントロールした」

「完璧な試合だよ。素晴らしいパフォーマンスだったと思うし、僕らの方がピッチ上で優れていた。前半戦は惜しくも決められなかった場面が3つあったけど、後半戦で相手GKがミスをしてくれたおかげで、かなりやりやすくなった。特に後半の出来はよかった」

 開幕2連勝を飾り、初出場で3位に入った1998年フランス大会以来、20年ぶりに決勝トーナメント進出を果たしたクロアチア。グループリーグ最終節は26日に開催され、クロアチアはアイスランド、アルゼンチンはナイジェリアと対戦する。

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