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「ただ、勝ち切りたいだけ」 采配大当たりの西野監督、“泰然自若”で運命のポーランド戦へ

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テレビのフラッシュインタビューに応えた日本代表の西野朗監督

[6.24 W杯H組第2節 日本2-2セネガル エカテリンブルク]

 決勝トーナメント進出が大きく近づく勝ち点1だ。交代策を的中させてFW本田圭佑の同点ゴールを導いた日本代表西野朗監督は試合後、テレビのフラッシュインタビューに応え、第3戦は「ただ、勝ち切りたいだけ」とあっさりと述べた。

 前半11分、警戒していたFWサディオ・マネに先制点を喫してしまった日本。だが同34分、執拗な裏狙いからDF長友佑都が抜け出し、FW乾貴士のビューティフルゴールで同点に追いつく。指揮官も「コロンビア戦で外してましたので、練習もよくやって、修正できたのではないでしょうか」と高い評価を下した。

 それでも後半26分、サイドを崩されてからDFムサ・ワゲのゴールで再び勝ち越しを許し、苦しい展開に。それでも本田、FW岡崎慎司を投入すると、同33分に本田のゴールが生まれた。「人を代え、ポジションも変化を付けないと崩れないと思っていた。圭佑がよくやってくれた」。まさに采配的中の同点弾だった。

 これで勝ち点を4に積み挙げ、決勝トーナメント進出に向けて大きく前進した。だが、指揮官の表情に満足した様子はない。「死力を尽しましたが、2度追い付いたというのは、攻撃的なところではいい成長ぶりを示せた」。2失点を喫した守備面に課題を見い出し、引き分け以上で突破が決まるポーランド戦を見据えていた。

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