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1ゴール1アシストで勝ち点獲得に貢献した乾貴士「勝てた試合だった」

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前半34分に同点ゴールを決めた乾貴士

[6.24 ロシアW杯グループリーグ第2節 日本2-2セネガル エカテリンブルク]

 日本代表MF乾貴士が2度のリードを許したチームに勝ち点をもたらした。

 1点ビハインドで迎えた前半34分、センターサークル内からMF柴崎岳が放ったロングボールで左サイドを駆け上がったDF長友佑都がワンタッチで相手2人を置き去りにすると、落としを受けた乾が得意の形から右足で巻くシュートでネットを揺らし、スコアを1-1とした。このゴールは乾にとってW杯初ゴールとなった。

 さらに1-2の後半33分、右サイドからFW大迫勇也が送ったクロスでゴール前が混戦になると、流れたボールを拾った乾の折り返しをゴール前でフリーになっていたFW本田圭佑が蹴り込み、2-2。試合はそのまま終了し、勝ち点1を分け合った。

 乾は試合後のインタビューで「勝てた試合。自分が2点目を取れていたら違った展開になっていた。たらればはないが、チームに迷惑をかけたし、2失点目は自分のマークだった。ああいうところはしっかりやっていかないといけない」と、反省の弁が口をついた。

 それでも個人としては1ゴール1アシストと結果を残した。1点目については、「得意の形、最近の試合でもあのような形で決めていたので、どこかでシュートは打ちたいと思っていた。思い切って打った結果がゴールにつながって良かった」と振り返り、2点目のシーンは、「GKの飛び出しも見えていたし、位置が悪いのもわかっていた。中で誰かが詰めていればと思って、ダイレクトでシンプルで上げた。そこにいてくれて、しっかり決めてくれたので良かった」と、本田に感謝した。

 これで勝ち点4とした日本は、グループリーグ最終戦でポーランドと戦う。「良くないときでも連続で使ってくれた監督の期待に応えたかった。ちょっとでもチームの役に立ちたいと思った結果だった。(ポーランドは)難しい相手ですけど、しっかり勝って予選を突破したい。それができるチーム。みんなで頑張って、死にもの狂いで戦っていきたい」と、前を向いた。

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