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折り返し地点のロシアW杯…すでに6チームの突破、8チームの敗退が決定

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現在勝ち点4でH組首位の日本代表

 大会12日目を迎えるロシアW杯は、グループリーグがいよいよ佳境に突入する。ここまで全64試合中ちょうど半分の32試合を消化し、6チームの決勝トーナメント進出と、8チームのグループリーグ敗退が決定。残りの18チームが生き残りを懸け、大一番に臨もうとしている。

 今大会は25日から、グループリーグの第3節を各地で行う。最終戦ということで、試合時間の前後で有利不利を防ぐため、A~Hまでの各組2試合が同時刻にキックオフ。1日に2グループ分の対戦を行い、4日間かけて全16試合を消化する。ここで全ての決勝トーナメント進出チームが決まる。

 順位決定は①勝ち点、②得失点差、③総得点の順で優先され、それでも決まらなかった場合は勝ち点で並ぶチームの直接対決の成績で判断する。さらに、もしそれでも決まらないというケースでは、警告や退場の数で算出する『フェアプレーポイント』が差を分ける。そして、万が一それでも決まらなかった場合は抽選だ。

 すでに大枠が決まってしまい、最終節を“消化試合”で迎えることになったグループも出てきている。A組とG組では、進出2チームと敗退2チームがすべて決定。突破が決まったロシアウルグアイイングランドベルギーがそれぞれ首位通過を争い、直接対決に臨む。

 また、C組1位のフランス、D組1位のクロアチアはいずれも2連勝での突破が決定。エジプトサウジアラビアモロッコペルーコスタリカチュニジアポーランドは脱落が決まった。

 ここまで勝ち点4の日本代表を筆頭に、18チームは突破と敗退の可能性が残された中で最終戦に挑む。決勝トーナメントは各組1位のチームと2位のチームが対戦するため、順位を上げることが有利に働く可能性が高い。そのため、日本のように“引き分け以上”で突破が決まるというケースでも、勝ちを狙いに行く場面が見られることもありそうだ。

各組の順位、勝ち点、得失点差は以下のとおり
(☆は進出決定、●は敗退決定)

[グループA]
1.☆ロシア(6)+7
2.☆ウルグアイ(6)+2
3.●エジプト(0)-3
4.●サウジアラビア(0)-6

[グループB]
1.ポルトガル(4)+1
1.スペイン(4)+1
3.イラン(3)0
4.●モロッコ(0)-2

[グループC]
1.☆フランス(6)+2
2.デンマーク(4)+1
3.オーストラリア(1)-1
4.●ペルー(0)-2

[グループD]
1.☆クロアチア(6)+5
2.ナイジェリア(3)0
3.アイスランド(1)-2
4.アルゼンチン(1)-3

[グループE]
1.ブラジル(4)+2
2.スイス(4)+1
3.セルビア(3)0
4.●コスタリカ(0)-3

[グループF]
1.メキシコ(6)+2
2.スウェーデン(3)0
3.ドイツ(3)0
4.韓国(0)-2

[グループG]
1.☆ベルギー(6)+6
2.☆イングランド(6)+6
3.●チュニジア(0)-4
4.●パナマ(0)-8

[グループH]
1.日本(4)+1
1.セネガル(4)+1
3.コロンビア(3)+2
4.●ポーランド(0)-4

(※フェアプレーポイントによる差は同順位で表記)

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