beacon

ベッカムがある日本人とハグ。そのワケは……。

このエントリーをはてなブックマークに追加

デイビッド・ベッカム氏は笑顔で千坂奎選手をハグ

 元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が19日に来日。その目的のひとつは、16日に東京・六本木で開催された「TANGO LEAGUE TOKYO FINAL 2018」にて、TANGO LEAGUE日本代表に選ばれた千坂奎(ちさか・けい)選手を直接、激励することだった。

 ベッカム氏は千坂選手に会うなり握手を交わし、シューズ(プレデター)をプレゼント。現在開催中のロシアW杯の決勝のタイミングに合わせて、7月にモスクワで開かれる「TANGO LEAGUE GLOBAL FINAL」で千坂選手が着用するシューズだ。

 「昔からベッカム氏が憧れの選手だった」という千坂選手は、緊張と興奮を隠せない様子。世界で戦うために必要なことや髪型についての質問を投げかけ、ベッカム氏が丁寧に答えた。

 ベッカム氏は、日本代表として初めて世界に出ていく千坂選手をまずは激励。

「とにかく今は、軌道に乗っていて正しい方向に向かっていると思います。自分のゲームに対して満足をしていてハッピーであって、そしてすごく楽しみにしている。ただやはり、ハードワーク、ハードワーク、ハードワーク…。楽しまなければいけないけど、頑張らなくてはいけない。楽しみつつも一生懸命ハードワークでがんばってください」

 また長年、アディダスを履き続ける理由も明かした。

「アディダスとは20年間の関係がありますが、私にとってアディダスはナンバーワンです。常にクリエイティブに作り続けているのがアディダスです。アスリートは、パフォーマンスも発揮しなくてはならない。見た目もかっこいいシューズであることは大切だが、パフォーマンスも十分に発揮しなくてはいけない。アディダスは、それをバランスが完璧なのでとても大事なシューズです」



 ベッカム氏は現役時代、プレーだけでなく、ソフトモヒカンやオールバック、丸刈りなどバラエティに富んだ髪型でも話題を提供。そのこだわりについての質問にも笑顔で答えた。

「全部自分で考えていました。時には朝起きて丸刈りにしてしまおうと思って、突然したこともあるし、常に変わったことをやりたかった。ただ目立ちたくて変わりたくてやっただけじゃなく、退屈してやったときもあります。自分で色々考えてやっていました」

 時間の経過とともに打ち解けた2人は、最後には笑顔でハグ。憧れの人からの激励を受けた千坂選手がロシアでどこまで活躍できるか、楽しみだ。

TOP