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西野Jに“恵みの雨”? 猛暑の中、運命のポーランド戦へ調整

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練習中にスプリンクラーが作動

 日本代表は26日午前、ベースキャンプ地のカザンで練習を行った。トレーニングには全23選手が参加。冒頭部分以外を非公開とし、28日のグループリーグ最終戦・ポーランド戦(ボルゴグラード)に向けて調整した。

 この日も気温30度を超える猛暑に見舞われたカザン。ただ、ポーランド戦が行われる28日のボルゴグラードも最高気温35度の予報で、現地時間午後5時キックオフの最終戦は暑さとの闘いにもなる。

 この日は暑熱対策も兼ね、気温の高い現地時間午前11時からのトレーニングを設定。西野朗監督からは選手に対し、試合時間の気候のイメージを持つために「夕方の試合時間に合わせて少し外に出るように」という指示も出ている。

 練習冒頭にはピッチ内のスプリンクラーが作動し、選手たちの上から水がまかれるシーンもあった。選手にとっては“恵みの雨”。DF槙野智章(浦和)は両腕を上げ、気持ち良さそうに水を浴びていた。

 24日のセネガル戦に2-2で引き分けた日本は第2節終了時点で1勝1分の勝ち点4とし、セネガルと並んでH組首位に立っている。中3日で迎える28日のグループリーグ最終戦では、すでに敗退の決まったポーランドと対戦。日本は引き分け以上で自力でのグループリーグ突破が決まるほか、ポーランドに敗れた場合でも、セネガル対コロンビアの結果次第では決勝トーナメント進出の可能性がある。

 日本がポーランド戦に敗れた場合、セネガルがコロンビアに勝てば日本の2位通過が確定。コロンビアがセネガルに勝ったときはコロンビアが逆転で首位通過となり、日本とセネガルが得失点差で2位の座を争うことになる。日本がポーランドに敗れ、セネガル対コロンビアが引き分けた場合は日本の敗退が決まる。

(取材・文 西山紘平)

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