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「勝って帰りたい思いあるはず」山口蛍もポーランドを警戒

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ポーランド戦に向けて調整するMF山口蛍

 あらゆる状況を想定している。19日のコロンビア戦(2-1)は後半35分から途中出場した日本代表MF山口蛍(C大阪)だが、24日のセネガル戦(2-2)は出番なし。中3日で迎える28日のポーランド戦(ボルゴグラード)ではメンバーを入れ替える可能性もあるが、「与えられた時間で、(出番が)来たときにしっかり準備できていればいいと思う」と、先発か控えかにこだわらず、最善の準備をするつもりだ。

「戦況によって、勝ちに行くとき、守りに行くときがあると思う。そのときによって自分の役割も変わると思うし、(自分が)入るか入らないかも違ってくる。自分が出たときにしっかりプレーできるように、コンディションを含めてしっかり整えられれば」

 引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出が決まるポーランド戦に向け、「自分たちは勝てば決まるし、アドバンテージは大きいと思う」としながらも、すでに敗退が決まり、失うものがなくなったポーランドへの警戒も緩めない。

「日本戦で結果を出して帰ろうというのは絶対にあると思う」。ポーランドは02年日韓大会、06年ドイツ大会でも開幕2連敗から第3戦で意地の1勝を挙げた過去のデータがある。「勝って帰りたい思いがあると思うし、そういうのに負けないようにしないといけない」。まずは気持ちで負けないこと。山口は表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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