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Jの歴史で3例目! “激レア”試合がきょう開催…中断前にプロ初弾の18歳は不在?

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プロ初ゴールが幻となるのは避けられた東京ヴェルディのFW藤本寛也

 Jリーグは27日、後半17分で中止となっていたJ2第15節ファジアーノ岡山東京ヴェルディの再試合を試合途中から行う。試合記録を引き継いでの再開は25年間の歴史でわずか3例目。そんな“激レア”試合はシティライトスタジアムで19時半にキックオフする。

 本来は5月18日に開催されていた試合。前半20分、東京VがFW藤本寛也(18)のプロ初ゴールでリードしていたが、徐々に降雨が強まっていき、落雷の危険が高まったことから後半17分に中断。その後、コンディションが回復しなかったため、中止が決定された。

 このような場合には、前半開始時からの再開か、中断時点からの再開かで判断が分かれるところだが、今回は後者に決定。もし前者で話がまとまっていた場合、藤本のプロ初ゴールは幻となるところだったが、この決定でゴールなどの試合記録も引き継がれることとなった。

 この試合では、原則として中断試合に出場していたメンバーがそのままピッチに立つ。だが現在、藤本はU-19日本代表としてロシア遠征に帯同中。当該試合でベンチ入りしていた岡山のDF阿部海大とともに試合には出場できないとみられる。そのため、代役を立ててキックオフを迎えることになりそうだ。

 試合途中からの再開は2009年J1第25節の鹿島対川崎F戦(後半29分に中断)、2012年J2第13節の栃木対福岡戦(後半24分に中断)に続いて3例目。ホームの岡山はこの試合に向けて、入場料を大幅に値下げした特別チケットを用意し、わずか28分間の試合に来場するサポーターをもてなそうとしている。

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