元ブラジル代表MFのカカ氏は、同代表の主役はFWネイマールじゃないと主張している。『ESPN』が報じた。

　ロシアW杯で優勝候補のブラジルは、ここまで苦戦を強いられている。スイスとの初戦はMFフィリペ・コウチーニョが先制点を奪ったが、後半に追いつかれて1-1でドロー。10大会ぶりに初戦白星を逃した。コスタリカとの第2戦は2-0で勝ったものの、コウチーニョとネイマールがゴールネットを揺らしたのは、後半アディショナルタイムだった。

　そんな中、かつてセレソンの10番を背負ったカカ氏は、「ネイマールは最高の選手だ。チッチ監督は彼をしっかりマネージメントし、できる限り快適にさせようとしている。このチームをより強くしようとしている」と、ネイマールを称えた。

　しかし、ケガ明けのネイマールがブラジルの今大会の主役ではないと主張。「このチームは非常に強い。ブラジルで最も決定的な仕事ができる選手はコウチーニョで、彼を主人公だとみている」と、2試合連続ゴール中のバルセロナMFを指名した。

　勝ち点4でスイスと並ぶブラジルは、27日にグループリーグ最終節で勝ち点3のセルビアと戦う。

---

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送