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スイス代表GKに不運…W杯史上3人目の“不名誉な記録”

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GKヤン・ゾマーのオウンゴールが記録された

[6.27 W杯E組第3節 スイス2-2コスタリカ ニジニ・ノブゴロド]

 スイス代表GKヤン・ゾマーは、不運な形で不名誉な記録に名を残すこととなった。

 27日、スイスはロシアW杯グループリーグ第3節でコスタリカと対戦し、2-2で引き分けた。勝ち点4で並ぶブラジルが同3のセルビアを2-0で下したため、スイスの2位が確定。2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。

 試合終了間際はドタバタだった。ブラジルが勝っていることが分かっていたスイスは、MFジェルダン・シャキリらを下げて逃げ切りを図っていた。それでも、後半43分に途中出場のFWヨシップ・ドルミッチが勝ち越しゴールを決め、勝ち点3獲得が迫った。

 しかし、スイスは一度はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定に助けられたが、後半アディショナルタイムにPKを献上。コスタリカのキッカーのMFブライアン・ルイスが左足を振り抜くと、クロスバーを叩いたボールがGKゾマーの後頭部あたりに当たり、ゴールネットを揺らした。記録上はオウンゴールと判定されている。

 データサイト『オプタ』によると、GKゾマーはW杯でゴールを決めた3番目のGKとなった。なお、1998年フランス大会のスペイン代表GKアンドニ・スビサレッタ、2014年ブラジル大会のホンジュラス代表GKノエル・バジャダレスもオウンゴールによる得点で、“正真正銘”のゴールではなかった。

 スイスの守護神ゾマーは今大会で好セーブを何度も披露しているだけに、この不名誉な記録は悔しいはず。このうっ憤を決勝トーナメントで晴らし、スイスを過去最高のベスト8以上に導きたい。

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