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「ポーランドは諦めないチーム」敵将は意地の1勝に胸張る

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日本はセットプレーから決勝点を許した

[6.28 W杯グループリーグ第3節 日本0-1ポーランド ボルゴグラード]

 誇りの1勝だった。開幕2連敗でグループリーグ敗退の決まっていたポーランド代表は最終戦で日本に1-0で勝利。後半14分、PA左手前の位置でFKを獲得すると、MFラファウ・クルザワのキックに走り込んだMFヤン・ベドナレクが右足ボレーで叩き込み、決勝点を決めた。

 マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたベドナレクは試合後、記者会見に出席。「W杯には少し失望している。もちろん16強に残りたかった」と、早すぎる敗退を惜しみながらも、最後に意地を見せたことには「最後の試合は誇りを持ってプレーしたいと思った。ファンに喜びを与えたかった」と力説し、「良い教訓になったと思う。この二の舞は演じたくない。ロシアで教訓を学んだ」と話した。

 アダム・ナバウカ監督も「ポーランドというチームは最後まで戦う、あきらめないチームだ」と力説。「苦い経験を甘くしようと思っているわけではない」としたうえで、「今回のW杯の結果を分析しないといけない。若い選手がこのような経験から学ぶことはたくさんある。ロシアW杯がポーランドのサッカーにマイナスになるとは思わない。計画もあるし、野心もある。進むことはできると思っている」と前を向いた。

(取材・文 西山紘平)

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