6月14日に開幕した2018ロシアW杯はグループステージの全48試合を終え、計122ゴールが生まれている。そのうちオウンゴールによる8得点を除いた114ゴールをゲキサカで独自リサーチ。得点を決めた選手の着用スパイクごとにスパイク別得点ランキングを算出した。

　グループステージ終了時点で最も多くのゴールをもたらしたスパイクは、ナイキの『ヴェイパー12エリート』で、ダントツの34ゴールをマーク。アルゼンチン戦で華麗なミドルシュートを決めたMFルカ・モドリッチ(クロアチア)や、FWネイマール(ブラジル)、FWフィリペ・コウチーニョ(ブラジル)、FWエデン・アザール(ベルギー)らが着用。今大会の着用率ランキングでも『ヴェイパー12エリート』がトップである。

　次いでナイキの『スーパーフライ6エリート』が15ゴールをマーク。ナイキの軽量スピードコンセプトスパイクである「マーキュリアル」シリーズがワンツーランクインしている。今大会初のハットトリックを達成したFWクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)や、MFジェルダン・シャキリ(スイス)、FWリカルド・クアレスマ(ポルトガル)らが着用。『ヴェイパー12エリート』は履き口がローカット形状で、『スーパーフライ6エリート』は履き口がハイカット形状になっており、各選手の好みに応じてローカットかハイカットかを選び分けて着用している。

　そして、ナイキの『ハイパーヴェノムファントム3』が9ゴールをマーク。現時点で5ゴールを挙げて得点ランキングトップのFWハリー・ケイン(イングランド)や、ペルーの英雄ことFWパオロ・ゲレーロ(ペルー)、開幕戦で大会初得点を決めたMFユーリ・ガジンスキー(ロシア)らが着用。

　4位には7ゴールをマークしているアディダス『エックス18+』がランクイン。FWガブリエル・ジェズス(ブラジル)、FWルイス・スアレス(ウルグアイ)、FWミシー・バチュアイ(ベルギー)らが着用しており、決勝トーナメントでもさらなるゴール量産が期待される。

　5位にはアディダス『プレデター18.1』とナイキ『マジスタオーパス2』がそれぞれ6ゴールずつで同率ランクインとなった。ポルトガル戦でスーパーボレーシュートを決めたDFナチョ・フェルナンデス(スペイン)や、MFフアン・クアドラード(コロンビア)などが『プレデター18.1』を着用している。『マジスタオーパス2』はデンマーク代表のエースであるMFクリスティアン・エリクセンや、スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタ、MFセルヒオ・ブスケツなどが着用している。

　6位にはプーマ『ワン1 IL レザー』がラインクイン。今大会直前にプーマとサプライヤー契約を締結したFWロメル・ルカク(ベルギー)が4ゴールを決めており、FWセルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)は1ゴールを決め、計5ゴールをマークしている。

　なお、日本代表選手で得点を決めたMF香川真司はアディダス『エックス18.1』を着用。FW大迫勇也はアシックス『DSライトX-FLY3SL』を着用、MF乾貴士はアシックス『DSライトX-FLY3』を着用。MF本田圭佑はミズノ『レビュラ2 V1 JAPAN』を着用している。

■スパイク別得点ランキング
※2018ロシアW杯GL終了時点
1位:34ゴール
ナイキ『ヴェイパー12エリート』

2位:15ゴール
ナイキ『スーパーフライ6エリート』

3位:9ゴール
ナイキ『ハイパーヴェノムファントム3』

4位:7ゴール
アディダス『エックス18+』

5位:6ゴール
アディダス『プレデター18.1』
ナイキ『マジスタオーパス2』

7位:5ゴール
プーマ『ワン 1 IL レザー』

8位:4ゴール
アディダス『ネメシス18.1』

9位:3ゴール
アディダス『プレデター18+』
アディダス『エックス17+』
ナイキ『マジスタオブラ2』
ナイキ『ティエンポレジェンド7』

13位:2ゴール
アディダス『エックス18.1』
ミズノ『レビュラ2 V1 JAPAN』
ニューバランス『FURON 4 PRO』
プーマ『フューチャー2.1 NETFIT』

17位:1ゴール
アディダス『11pro FG』
アディダス『ネメシスメッシ18.1』
アディダス『ネメシス18+』
アシックス『DSライトX-FLY3』
アシックス『DSライトX-FLY3SL』
ナイキ『ハイパーヴェノムファントム3 DF』
ナイキ『マーキュリアルヴェイパー11』
アンダーアーマー『マグネティコプロ』

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