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仏代表の勝利に現地記者「全てがクレイジー」…若きムバッペの活躍を絶賛

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フランス代表FWキリアン・ムバッペ

 6月30日に行われたロシアW杯決勝トーナメント1回戦、フランス代表アルゼンチン代表の一戦は、4-3でフランスが勝利を収めた。フランスについて、現地の記者はどう評価しているのだろうか。

 『Goal』フランス版編集部ユリアン・クエレン氏は「大成功だった」と振り返る。

「アルゼンチン陣内へとボールを送り、MFキリアン・ムバッペのスピードでスコアを動かした。(PKを獲得し、FWアントワーヌ・グリーズマンが成功)アルゼンチンに2点目を取られ、リードされた後、DFバンジャマン・パバールがペナルティエリア外から素晴らしいゴールを決めた」

 パバールのゴールを“魔法の瞬間”だと評するクエレン氏は、この後のフランス代表を“全てがクレイジー”と絶賛する。

「アルゼンチンはスペースを与え、ムバッペは相手DFにダメージを与えた。実際にアルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリも、そのように振り返っている。また、グリーズマンもムバッペを絶賛。『W杯で勝つためには、キリアンが、このレベルの活躍をする必要がある』と語った」

 ムバッペはレジェンドへの道を歩み始めるということか。クエレン氏は、その問いに「その通り。フランス代表とともに、特別な物語をつづり始めた」と答える。

「ムバッペは1958年のスウェーデンW杯でブラジル代表FWペレが記録して以来となる、同一大会で2得点以上を記録した10代の選手です。これは、驚くべきこと!W杯の決勝トーナメントで1試合2得点を記録したのはジネディーヌ・ジダン以来だ」

 さらに「ムバッペとフランス代表には、特別な絆があるように見えます。彼は19歳ですが、すでに世界最高のプレーヤーの1人です。フランス国民は、ムバッペがロシアW杯で世界王者になる可能性を夢見ています。誰もがムバッペを愛し、彼が大会のベストプレーヤーになることを願っています」と続けた。

 フランス代表は6日、準決勝進出を懸け、ポルトガル代表を退けたウルグアイ代表と対戦する。

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