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“赤い悪魔”から先制弾の原口元気、涙を流し「このグループでもっとやりたかった…」

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涙を流す原口元気

[7.2 ロシアW杯決勝トーナメント1回戦 日本2-3ベルギー ロストフ・ナ・ドヌ]

 悪夢の3失点でベスト8への扉が閉ざされた。

 日本代表は2日、ロシアW杯決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦。前半はベルギーの猛攻を耐える時間が続いたが、スコアレスで後半を迎えると、3分にFW原口元気が先制点を挙げる。さらに7分にはMF乾貴士が追加点を決め、“赤い悪魔”を追い詰めた。

 しかし、ここから本領を発揮したベルギーは、後半24分にラッキーなヘディングシュートが決まり、反撃ののろしをあげると、29分にはMFマルアン・フェライニにヘディングシュートを叩き込まれ、わずか5分間で同点に追いつかれてしまう。このまま延長戦に突入するかと思われたが、アディショナルタイム4分にまさかの失点。2-3で決勝トーナメント敗退となった。

 先制点を決めた原口は、試合終了後に涙を流し、インタビューでも言葉を詰まらせながら応えた。「難しかったですし、(相手が)圧力をかけてきた中で僕たちが耐えきれなかった。全員が最後まで必死でやりましたけど、チームとしても個人としても、やはり一歩足りないのかなと思います」と、唇を噛んだ。

「このグループでもっとやりたかった。必ずベスト8にいけると信じてやっていた。悔しさしかない」とうつむく原口。それでも、「もう一回、立ち上がらないといけない。ここから壁を越えていけるように頑張ります」と、必死に前を向いた。

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