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「頑張ってくれとしか…」代表引退の長谷部が次世代に託す思い

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MF長谷部誠が取材対応を終え、宿舎に戻る

 日本サッカーが目指すべき方向性は、日本代表のキャプテンを8年間務めたMF長谷部誠(フランクフルト)にもハッキリと見えてくるものではなかった。

「これだけ長い間、日本代表でプレーさせてもらってきても、最終的に目指すサッカーが確信できていない部分もある」。そう率直に話す背景には「サッカーは生き物」という真理がある。

「世界のサッカーもどんどん変わるし、そういうところに対応しないといけない。日本らしさも大事だけど、相手も変わっていく。柔軟性も持ち合わせないといけない」。それが12年半、日本代表としてプレーし、8年間キャプテンとして日本を引っ張ってきた長谷部がたどり着いた“答え”だった。

 守備的な戦術で16強入りを果たした10年南アフリカ大会、自分たちの理想を追求してグループリーグ敗退に終わった14年ブラジル大会、過去2大会の経験を踏まえ、理想と現実のバランスを取りながら初のベスト8へあと一歩まで迫った18年ロシア大会。3度のW杯を経験してきた中で、「10年、14年、18年とさまざまな戦い方をしてきた。一歩一歩進んでいるという感覚はある」というのも本音だ。

 次の世代の代表選手に伝えたいことは何か。そう聞かれた長谷部は思わず答えに窮した。「難しいですけど……。伝えたいこと? 頑張ってくれとしか言いようがない」。そう言って報道陣を笑わせると、「日本サッカーは段階を踏んできているし、それを推し進めてほしい。これからの世代の選手に期待したい」と、最後はキャプテンとして模範的な回答で締めくくった。

(取材・文 西山紘平)

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