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ナイジェリア代表主将、W杯期間中に父親が誘拐被害…試合前に事態把握も

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ジョン・オビ・ミケルの父親がロシアW杯期間中に誘拐されていたことが判明

 ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルの父親がロシアW杯期間中に誘拐されていたことが判明。しかし、警察により無事救出されたことが発表された。

 ミケルの父マイケル・オビ氏と運転手のイシャヤ・ジョン氏は車を運転中に拉致。犯人たちは身代金として2万1000ユーロ(約270万円)を要求していたが、エヌグ州警察は、銃撃戦の末に両者を無事保護した。

 W杯でナイジェリア代表のキャプテンを務めた息子は、決勝トーナメント進出が掛かるグループD第3節アルゼンチン戦の前に事件の一報を受けたことを『ESPN』に明かした。

「困惑したよ。何をすればいいかわからなかったんだ。最終的には1億8000万人のナイジェリア人をガッカリさせるわけにはいかないと決断したよ」

 さらに決勝トーナメント進出のために事件のことを監督やチームメイトにも伝えなかったと語った。

「事件のことは忘れなければならなかったんだ。国を代表することが最優先だったからね。彼らはもし僕が通報したり誰かに話したりしたら父を撃つと言ってきたんだ」

「監督にも話したくなかった。なぜなら僕の問題であんなに重要な試合の前に監督やチーム全体に迷惑を掛けたくなかったからね」

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