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[プレビュー]2位vs3位…“頂上決戦”を制するのはブラジルか、ベルギーか

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[7.6 ロシアW杯準々決勝 ブラジル(日本時間6日27:00)ベルギー カザン]

 FIFAランク2位と3位が準決勝進出を賭けて激突する。FIFAランク1位のドイツが姿を消しているため、同ランクだけを見れば両チームの対戦が“頂上決戦”になったと言える。難敵を下して準決勝に駒を進めるのは、2大会連続の4強入りを狙う2位ブラジルか、はたまた86年大会以来、2度目のベスト4を目指す3位ベルギーか――。

 グループリーグ初戦スイス戦で1-1のドローを演じたブラジルだが、コスタリカ、セルビアをともに2-0で連破してグループ首位通過を決めると、決勝トーナメント1回戦では再び2-0でメキシコを下して7大会連続のベスト8入りを決めたように調子は上向きだ。3試合連続完封を演じる守備陣は盤石と言えるものの、同試合で警告を受けて累積警告で出場停止となるMFカゼミーロを欠くのは痛手。代役として中盤の底を預かるであろうMFフェルナンジーニョが、最終ライン前の防波堤の役割を果たせるかは一つのポイントとなりそうだ。

 3-4-2-1を採用するベルギーは守備時には両アウトサイドが最終ラインに入って5バック気味になるが、右のMFトーマス・ムニエと左のMFヤニック・フェレイラ・カラスコが攻め上がった際にスペースは必ず生まれる。FWネイマール、FWガブリエル・ジェズス、FWウィリアンが快速を生かしてそのスペースを突けば、強さはあるものの速さに欠けるベルギーの3CBを後手に回らせる可能性は十分にある。スピードを殺さずに一気にゴールに向かえば自ずと好機に結び付くだろう。

 グループリーグを3連勝で突破したベルギーだったが、決勝トーナメント1回戦では窮地に追い込まれた。後半に入って日本に2点を先行され、DFヤン・フェルトンヘンが「飛行機で帰宅することを想像した」と語ったほどだ。しかし、ここから優勝候補の意地を見せた。MFマルアン・フェライニとMFナセル・シャドリを同時投入して流れを引き寄せると、フェルトンヘン、フェライニの得点で試合を振り出しに戻し、後半アディショナルタイムに発動させた高速カウンターからシャドリが決勝ゴールを奪って、2大会連続のベスト8進出を決めた。

 劇的な勝利を収めたチームは確実に勢いに乗っただろう。タレントはブラジルと比較しても遜色はなく、最後方のGKティボー・クルトワから最前線のFWロメル・ルカクまでワールドクラスが顔をそろえる。日本戦では個の力による打開が目立ったが、ブラジルが相手ではその威力も軽減する。プレーメーカーとなるMFケビン・デ・ブルイネを中心にしたコンビネーションを生かせるかが、勝敗の行方を分ける一つのカギとなりそうだ。個の力をチーム力に昇華させて“王国”を破ることができれば、さらなる自信を手に入れ、勢いが増すのは間違いなく、一気に同国史上初の決勝進出も現実味を帯びてくる。

■FIFAランキング
ブラジル 2位
ベルギー 3位

■対戦成績
ブラジル 3勝1敗

■テレビ中継
TBS系


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