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ベルギー、32年ぶりベスト4進出!! 高速カウンターで“王国”を葬り去る

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ベルギー代表が32年ぶりのベスト4進出

[7.6 ロシアW杯準々決勝 ブラジル1-2ベルギー カザン]

 ロシアW杯は6日、準々決勝を行い、カザン・アレーナではブラジル代表ベルギー代表が対戦。前半13分にオウンゴールで先制したベルギーが、同31分にMFケビン・デ・ブルイネが追加点を奪取。後半31分にブラジルに1点を返されるが、そのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。86年大会以来、32年ぶりの4強入りを決めたベルギーは、10日に行われる準決勝でフランスと対戦する。

 ブラジルは決勝トーナメント1回戦メキシコ戦から先発2人を入れ替え、GL第3戦セルビア戦で負傷したDFマルセロが復帰し、出場停止のMFカゼミーロに代わってMFフェルナンジーニョを先発起用。一方のベルギーも決勝T1回戦日本戦から先発2人を入れ替え、ともに日本戦でゴールを奪ったMFマルアン・フェライニとMFナセル・シャドリらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半2分にファーストシュートを放ったのはデ・ブルイネだったが、その後はブラジルがゴールに迫る場面を作り出す。しかし同8分にFWネイマールのCKをDFミランダがすらし、DFチアゴ・シウバが体で押し込もうとしたボールはポストを叩き、同10分にFWウィリアンの弾道の低いCKを、MFパウリーニョが右足で合わせようとするもジャストミートできなかった。

 すると、前半13分にベルギーが思わぬ形から先制に成功。シャドリが蹴り出したCKをDFビンセント・コンパニがすらすと、後方のフェルナンジーニョの体に当たったボールはゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールでスコアは1-0となった。1点のビハインドを背負ったブラジルは同19分、MFコウチーニョがミドルレンジから狙うも、シュートはGKティボー・クルトワの守備範囲に飛び、同26分には左サイドからマルセロが強烈な左足シュートを放つがクルトワに弾き出されてしまう。

 すると前半31分、ベルギーが日本戦でも発動させた高速カウンターから追加点を奪取。ブラジルのCKをはね返すと、ボールを拾ったFWロメル・ルカクが一気に加速して相手をかわしながら敵陣まで運び、相手選手の注意を引いて右に展開。走り込んだデ・ブルイネがPA外から強烈な右足のシュートを叩き込み、リードを2点差に広げた。

 2-0とベルギーがリードしたまま後半を迎えると、2点のビハインドを背負うブラジルはウィリアンに代えてFWロベルト・フィルミーノをピッチへと送り込む。圧力を強めようとするブラジルだが、ルカクとFWエデン・アザールを前線に残して守備に重心を置くベルギー守備を攻略し切れない。同13分にはFWガブリエル・ジェズスに代えてFWダグラス・コスタを投入して状況を打開しようと試みる。

 後半17分にはベルギーがまたもやカウンターを発動。自陣でボールを奪ったシャドリが中央のデ・ブルイネに預けると、前を向いた司令塔のスルーパスからアザールがPA内に走り込む。しかし、左足で放ったシュートはわずかにゴール右に外れた。同28分にはブラジルベンチが動き、MFパウリーニョに代えて最後のカードとなるMFレナト・アウグストをピッチへと送り込んだ。

 すると後半31分、左サイドからコウチーニョが送ったクロスからPA内に走り込んだR・アウグストがヘディングで叩き込み、ブラジルが1点差に詰め寄る。圧力を強めると、同33分には左サイドからネイマールが送ったパスを受けたフィルミーノが狙うも枠を捉え切れず。同36分にはコウチーニョのラストパスにR・アウグストがフリーで走り込んでシュートを放ち、さらに同39分には左サイドを持ち上がったネイマールの柔らかいマイナスのパスに走り込んだコウチーニョが狙うが、ともに枠を捉え切れなかった。

 最後まで同点ゴールを狙ったブラジルだが、アディショナルタイムのネイマールのコースを突いたシュートをクルトワに弾き出されるなど2点目は生まれず。逃げ切ったベルギーが2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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