元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、ロシアW杯で躍進を続ける代表チームにエールを送った。『インディペンデント』が報じている。

　2016年の欧州選手権を最後に代表チームから引退したスウェーデンの英雄は、7日に控える準々決勝イングランド戦では「大きなチャンスがある」と期待を寄せた。

「俺はスウェーデン人だ。イングランド戦ではスウェーデンを信じるさ」

　代表通算74試合出場を誇るベテランFWは、これからの戦いは精神面が大きく左右することになると語った。

「これからはどちらがいいチームかという問題ではない。準々決勝では多くの感情が沸き起こる。その感情をうまくコントロールできるチームが有利になるだろう」

　イブラヒモビッチは今大会での母国の躍進を称賛。優勝の可能性もあると主張した。

「スウェーデンはW杯王者になれると思う。W杯開幕前にも言ったようにね。強かったメキシコを倒し、スイスも倒した。誰も想像していなかった成功を収めている」

　そして最後に、国を背負って戦っている後輩たちにエールを送った。

「土曜日のイングランド戦では俺たちは全員、選手の後ろで、全力で応援している。世界中の全てのスウェーデン人が母国の代表チームを誇りに思っている。どんな結果になろうとも誇りに思い続けるさ」

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