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アジア人主審が初のW杯決勝も…? 有力候補が準決勝を担当

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アジア人で初めてW杯決勝で笛を吹く可能性が浮上しているアリレザ・ファガニ氏

 国際サッカー連盟(FIFA)は9日までに、ロシアW杯準決勝の審判員リストを発表した。これを受けて、アジア人主審が史上初めて決勝戦で笛を吹く可能性が高まったようだ。オランダメディア『NOS』が報じている。

 記事によると、同国からは2013-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で大役を担ったビョルン・カイパース主審が派遣されていたが、準決勝のクロアチア対イングランド戦で第4審を任されることが決まり、決勝を担当する可能性が低くなったという。

 同じく国際主審を務めるバス・ナイハウス氏が「(準決勝と)同じ国に関して数日後の決勝で笛を吹くとは思えない。この任命に驚いている」と述べた。さらにリオ五輪決勝を担ったイラン人主審のアリレザ・ファガニ氏の名を挙げ、「アジア人で初めて決勝を任されることになるだろう。過去2回のW杯はいずれもヨーロッパの主審が担当していた」と話している。

 なお、その理由としては「ファガニが最後に笛を吹いたのはラウンド16だ」と事実を挙げ、「8年前のハワード・ウェッブのケースと同じ。彼は決勝で笛を吹くことを許された」と前例を指摘。ハワード・ウェッブ氏は2010年の南アフリカ大会で、決勝トーナメント1回戦のブラジル対チリ戦を担当。その後、決勝のスペイン対オランダ戦で笛を吹いていた。

 この他にも、カイパースと並んで評価が高かったジュネイト・チャキル氏がクロアチア対イングランドの主審を担当。なお、決勝戦の候補としては他に日本対ベルギー戦を担当したマラン・ディディウ氏(セネガル)、日本対セネガル戦を担当したジャンルカ・ロッキ氏(セネガル)などの名前が挙がっている。

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