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「彼よりも劣ってなどいない」ベスト4進出の立役者ピックフォードがクルトワの嫌味に反論

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イングランド代表GKジョーダン・ピックフォード

 イングランド代表守護神のGKジョーダン・ピックフォードは、世界最高のGKの1人と名高いGKティボ・クルトワよりも劣っていないと話した。

 6月28日に行われたW杯のグループG最終戦で0-1でイングランド代表がベルギー代表に敗れた一戦の後、クルトワはMFアドナン・ヤヌザイのシュートを防ぎきれなかったピックフォードに対して「身長と技術的な面が足りなかった」と嫌味とも取れる発言を残していた。

 しかし、決勝トーナメント以降、ピックフォードは大活躍。コロンビア代表戦ではPK戦勝利の立役者になり、スウェーデン代表戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなどイングランド代表の28年ぶり4強進出の原動力に。そして、同選手はクルトワが発した10日前の試合後のコメントに対抗する形で言及した。

「あの発言に影響されたとは思わないし、あのゴールに対する批判の影響もない。多くの人が僕のことを若手GKにすぎないと考えているようだが、すでにプレミアリーグを2シーズン戦っている。それに、彼(クルトワ)のような選手たちよりも僕が劣った選手であるようには考えていない」

「下部リーグで本当に多くの試合に出場してきた。そこでのプレーが、プレミアリーグやイングランド代表とは大きく異なるものだとは感じていない。ある意味で、アマチュアリーグやリーグ2(イングランド4部)は相当難しいチャレンジだった」

 ピックフォードが再びクルトワとの直接対決を迎えるためには、11日に行われる準決勝のクロアチア代表戦の勝利が必須となる。イングランド代表守護神は、再戦の機会を手にしてワールドカップ決勝という大舞台で、ベルギー代表守護神を見返すことができるのだろうか。

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