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先発カズが最年長記録更新も…6年ぶり“横浜ダービー”は延長で横浜FMに軍配

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天皇杯の最年長出場記録を更新したFW三浦知良(※写真は7月7日のもの)

[7.11 天皇杯3回戦 横浜FM 2-1 横浜FC ニッパツ]

 天皇杯は11日、3回戦を各地で行い、6年ぶりの“横浜ダービー”が実現した。横浜FCはFW三浦知良が先発出場を果たしたが、横浜F・マリノスが2-1で逆転勝利。カズは天皇杯での史上最年長出場記録を51歳135日に更新するも、記念の一戦を白星で飾ることはできなかった。

 互いにスコアレスで迎えた後半23分、先手を取ったのは横浜FCだった。右サイドを深くえぐったDF新井純平の折り返しにFW齋藤功佑が合わせたが、絶妙なタイミングで飛び出したGK飯倉大樹がブロック。だが、こぼれ球にFW戸島章が反応し、ヘディングで押し込んだ。

 直後の後半24分、横浜FMはFWウーゴ・ヴィエイラとFW伊藤翔を一気に投入し、流れを変えようと試みる。すると同29分、左サイドで前を向いたMF扇原貴宏のアーリークロスにFWウーゴ・ヴィエイラがヘディングシュート。叩きつけるボールでネットを揺らし、同点に追いついた。

 その後は横浜FMが一方的に押し込み、FW仲川輝人がゴールを襲うがわずかに及ばず。しかし、延長前半6分、ウーゴ・ヴィエイラがPA内でDF渡邉将基に倒され、PKを獲得する。キッカーはそのままウーゴ・ヴィエイラ。一度はGK辻周吾に止められながらも跳ね返りを蹴り込み、何とか勝ち越しに成功した。

 後がない横浜FCは途中出場のMF山本凌太郎、FW中山雄希がゴールに迫ったが1点が遠い。そのままゴールを奪うことができず、昨季準優勝の横浜FMがベスト16入りを決めた。4回戦は8月22日、ベガルタ仙台と対戦する。

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