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鹿島DF植田がベルギー1部へ完全移籍「もっともっと成長しなくてはいけない」

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鹿島DF植田直通が初の海外挑戦へ

 鹿島アントラーズは12日、DF植田直通(23)のベルギーリーグ1部セルクル・ブルージュへの完全移籍について、クラブ間の基本合意に達したことを発表した。クラブによると15日に離日し、メディカルチェックなどを経て正式契約が結ばれる予定だという。

 植田は大津高から2013年に鹿島へ加入。フィジカルの強さを武器にセンターバックとして活躍し、J1リーグ通算96試合に出場して4得点を記録した。年代別代表として国際舞台も経験し、ロシアW杯の日本代表メンバーにも選出。しかし、本大会では出場機会を得られなかった。

 鹿島を離れるにあたり、植田はクラブ公式サイトを通じて「アントラーズでは5年半プレーさせてもらいましたが、試合に出られない時も、出ている時も、何ものにも変え難い濃密な時間を過ごすことができました。チームメート、スタッフ、フロントの方々と一緒に戦えたことは僕の財産ですし、いつも熱い声援を送ってくれるサポーターの皆さまがいたからこそ、ここまで成長できたと断言できます」と感謝を伝えている。

 また、決断の理由については「自分にはサッカー選手として世界で活躍するプレーヤーになりたいという目標があり、今回のW杯をベンチから見て、世界の舞台で戦う選手たちと勝負するためには、もっともっと成長しなくてはいけないという思いを強くしました」と説明した。

 シーズン途中の移籍となるため「本当に申し訳なく感じています」と謝罪しつつ、「皆さんに成長した姿を見せられるよう、またいつか、素晴らしい形で再会できるよう、自分らしく戦ってきたいと思います。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」と飛躍を誓っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF植田直通
(うえだ・なおみち)
■生年月日
1994年10月24日(23歳)
■身長/体重
186/79
■出身地
熊本県
■経歴
住吉中-大津高-鹿島
■出場歴
J1リーグ:96試合4得点
J3リーグ:4試合※U-22選抜
カップ戦:7試合
天皇杯:10試合
ACL:15試合2得点
クラブW杯:3試合
チャンピオンシップ:1試合
ゼロックススーパー杯:1試合

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