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ロシアW杯のドーピング検査は「すべて陽性反応なし」FIFAが声明を発表

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ここまでのロシアW杯でドーピングは見つからなかった

 FIFA(国際サッカー連盟)は12日、ロシアW杯で行ったすべてのドーピング検査が「陰性判定」であったことを発表した。

 FIFAの声明によると「今回の大会において、今年1月から準決勝まで2,037回のドーピング検査を実施した結果、3,985個のサンプルのうち陽性と判定されたものはなかった」とし、「ロシアでのW杯は、ドーピングと無縁の大会だった」と述べた。

 さらに、「ロシアW杯で実施したドーピング検査プログラムは、歴代W杯史上で最も大きな規模であった」とし、「出場32か国がすべて決まった瞬間からFIFAは、WADA(世界ドーピング防止機構)とドーピング検査計画を立てて実行してきた」と振り返った。

 ロシアは2014年ソチ冬季五輪で組織ぐるみのドーピングを行っていたとして、今冬に開催された平昌冬季五輪では国として出場せず、選手個人で参加することとなっていた。

 また、ソチ五輪での問題で大会責任者であったビタリー・ムトコ副首相が、ドーピング問題に絡んでいたとして、昨年末にロシアサッカー協会の会長を辞職。国家ぐるみの陰謀論も浮き出たことから、W杯でも躍進したロシアには疑いの目にさらされてきた。しかし、この検査結果を受けて、ロシアをめぐるドーピング疑惑は一旦落ち着きを取り戻しそうだ。

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