beacon

伊メディアがロシアW杯を採点「日本は大会のサプライズ。勇気と組織力に及第点」

このエントリーをはてなブックマークに追加

伊メディアは日本の成績に及第点

 15日にロシアW杯が閉幕し、イタリアメディア『ユーロスポーツ』は16日、特集を組み、大会で主役を演じたチームや監督、選手について採点をつけた。日本代表は及第点の評価を得ている。

 ロシアW杯はフランスの優勝に終わったが、イタリアメディアは今大会を振り返り、今大会で印象に残ったチームや選手、監督に評価を下し、「予測不能で驚かされ、引き込まれるW杯」だったと総評を加えている。

 下馬評を覆し、16強に進出した日本については、「ロシア、スウェーデン、日本の勇気と組織力に6点」との見出しで及第点の評価が与えられている。「日本はラウンド16において、最後までベルギーと熱狂的な試合をして、敗れた」と紹介。準々決勝に進出した開催国ロシアやスウェーデンとともに、「開幕前は注目されておらず、2018年W杯のサプライズとなった3チームだ」と続けた。「3カ国ともに非常に満足できる結果となった」と振り返った。

 一方、グループリーグで敗退となった前回ブラジル大会王者のドイツは「1」の評価となったほか、辛くもラウンド16へ進出したがフランスに敗れたアルゼンチンの指揮官ホルヘ・サンパオリには「0」の最低評価が下された。アルゼンチン代表監督には辛らつな言葉が並ぶ。

「“魔人”ホルヘ・サンパオリには0点。(パウロ)ディバラや(ゴンサロ)イグアイン、ましてや(セルヒオ)アグエロよりも、(クリスティアン)パボン、(エンツォ)ペレス、(マクシミリアーノ)メサのような選手を好むとはご乱心だ。W杯でのアルゼンチンの悲惨な結果の真の最大責任者はリオネル・メッシではなく、ホルヘ・サンパオリだ」

 なお「2」の低評価がつけられたGK勢だが、フェルナンド・ムスレラ(ウルグアイ)やウーゴ・ロリス(フランス)、ウィリー・カバジェロ(アルゼンチン)、ダビド・デ・ヘア(スペイン)の名前が挙げられており、日本の川島永嗣の名前はない。だが「おそらくロシアW杯で汚点がなかったのは、(ジョーダン)ピックフォードと(ティボー)クルトゥワだけだ」とし、今大会におけるGKの活躍の物足りなさを指摘した。



以下、『ユーロスポーツ』によるW杯採点(10点満点)。



10点:キリアン・ムバッペ(フランス)

9点:クロアチア

8点:オスカル・タバレス監督(ウルグアイ)

7点:ベルギー、イングランド

6点:日本、ロシア、スウェーデン

5点:スペイン

4点:アフリカ諸国

3点:ネイマール(ブラジル)

2点:GK勢

1点:ドイツ

0点:ホルヘ・サンパオリ

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP