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W杯だけではない!もうひとつの国際大会「ユニファイドフットボールカップ」が米国で開幕

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イタリア選手との競り合いにも負けない日本代表のアスリート・黒羽吏選手

W杯が終わっても、熱い夏は終わらない。「2018年スペシャルオリンピックスユニファイドフットボールカップ・シカゴ presented by TOYOTA」が現地17日開幕した。

 ユニファイドサッカーとは知的障害のある「アスリート」と障害のない「パートナー」が同じチームでプレーするスペシャルオリンピックスの取組。1968年にシカゴで開催した「第1回スペシャルオリンピックス国際大会」の50周年記念として開催され、今大会はユニファイドサッカーの国際大会としては記念すべき第1回となる。

 男子11人制は14カ国16チームが参加し、4組に分かれてグループステージを行い、勝ち点制で各組の順位を競う。勝てば勝ち点3、引き分けは1、負けは0。30分ハーフで行われ、各組1位は1位突破チームのみで行われる準決勝以降のトーナメントに。各組2位は2位突破チームのみで行われるトーナメントに進み、決勝はそれぞれ20日に行われる。

 SO(スペシャルオリンピックス)日本代表はグループステージ第1戦としてSOイタリア代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。

 日本代表と比べて高さにまさるSOイタリア代表は、コーナーから精度の高いクロスをあげ、何度となく日本のゴールを襲ったが、パートナーのGK大内翔太選手の好セーブ、アスリートのDF日下部克規選手らの体を張ったディフェンスで、ゴールネットを揺らすことは許さず。試合終了直前3分前、日本代表は決勝ゴールを奪う決定機を作ったが、決めきれなかった。

 勝ち点1をつかんだ日本代表は現地18日、SOジャマイカ代表、19日にSOナイジェリア代表と対戦する。

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