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日本代表GK中村航輔がまたも脳震盪…他競技は「1年に2度目」を危険視

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1年に2度目の脳震盪を負った柏レイソルGK中村航輔

 柏レイソルは19日未明、日本代表GK中村航輔が脳震盪と診断されたと発表した。同選手は今年5月のリーグ戦でも同様の診断を受けており、2度目の受傷。他競技のガイドラインでは「さらなる脳の外傷や回復が遅れるリスクが高まる」と警鐘が鳴らされている。

 中村は18日に行われたJ1第16節のFC東京戦の後半16分、右サイドからのクロスに飛び込んだ際に、FW富樫敬真の膝と激しく接触。そのままピッチに倒れ込んで立ち上がることができず、無念の負傷退場となった。

 ロシアW杯に日本代表メンバーとして参加した中村だったが、大会前の今年5月20日、J1第15節の名古屋戦でも頭部を負傷していた。このときは空中戦を競り合い、着地時に激しい衝撃が襲った形。同じく脳震盪に加え、頸椎捻挫の診断を受けていた。

 命の危険を伴う脳震盪については世界的にも警戒が高まっており、日本サッカー協会(JFA)では2016年から脳震盪からの復帰プログラムを策定。ステージ1~6の段階を踏みながら経過観察を行う仕組みとなっている。

 だが、そこでは繰り返しの受傷については項目が公開されていない。その一方、サッカーより身体的接触の多いラグビー界では「1年に2度目」の危険性を周知。『国際ラグビー評議会』(IRB)によるガイドラインに明記されている。

「1度または2度目の衝撃によって、死に至る場合も含めた、稀ではあるが危険な神経学的な合併症を、より起こしやすい。」

「1年以内に2回以上の脳振盪の既往のあるアスリートは、さらなる脳の外傷や回復が遅れるリスクがより高まるため、プレーへ復帰する前には、脳振盪の治療経験のある医師の診察を受けるべきである」(ガイドラインより)

 23歳の中村にとっては、4年後に行われるカタールW杯に向けてあらためてスタートを切ろうとしているところだが、それは良好なコンディションであってこそ。まずは身体の安全を取り戻し、元気な姿を見せてほしいところだ。

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