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意地も届かず……。SO日本代表はSOジャマイカ代表に敗れる

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力強い突破を見せるアスリートのFW谷田部裕二選手(右)

 「2018年スペシャルオリンピックスユニファイドフットボールカップ・シカゴ presented by TOYOTA」に出場中のSO(スペシャルオリンピックス)日本代表が現地時間18日、グループステージ第2戦でSOジャマイカ代表と対戦し、1-4で敗れた。

 SOジャマイカは前半から日本ゴールに襲いかかり、相手エースのスーパーロングシュートが決まり、前半20分までに2点を奪われたが、前半終了間際にパートナーの黒羽光選手がPKを決めて1点差につめて前半を折り返した。

 点を取って勢いを後半につなげたかった日本代表は後半12分、中盤でボールを奪われて逆襲を食らい、3点目を決められた。主導権を渡した日本代表は1-4で敗れた。

 ユニファイドサッカーとは知的障害のある「アスリート」と知的障害のない「パートナー」が同じチームでプレーするスペシャルオリンピックスの取り組み。1968年にシカゴで開催した「第1回スペシャルオリンピックス国際大会」の50周年記念として開催され、今大会はユニファイドサッカー国際大会の記念すべき第1回となる。

 男子11人制は14カ国16チームが参加し、4組に分かれてグループステージを行い、勝ち点制で各組の順位を競う。各組1位は1位突破チームのみで行われる準決勝以降のトーナメントに、各組2位は2位突破チームのみで行われるトーナメントに進み、決勝はそれぞれ20日に行われる。


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