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昇格権利持たない2位町田、平戸の決勝弾で“好調”金沢を下す

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[7.21 J2第24節 町田1-0金沢 町田]

 J2リーグは21日、第24節を各地で行い、2位のFC町田ゼルビアはホームでツエーゲン金沢と対戦した。MF平戸太貴の先制ゴールが決勝点となり、1-0で完封勝利。J1クラブライセンスを持たないため昇格の可能性はないが、未来につながる上位をがっちりとキープした。

 ホームの町田は試合前のウォーミングアップ中にMF戸高弘貴が負傷。代わりに初先発のMF土居柊太が入った。さらに前節熊本戦(○3-2)から先発2人を変更し、DF深津康太が出場停止から復帰。前節は途中出場だったFW鈴木孝司が入った。

 金沢は1-3から逆転勝ちをおさめた前節千葉戦(○4-3)から先発3人を変更。DF毛利駿也、MF大橋尚志、MF杉浦恭平がベンチに控え、DF石田崚真、MF梅鉢貴秀、FW佐藤洸一が入った。

 序盤は上位の町田がペースを握った。密集から右サイドを崩して立て続けにクロスを狙うと、自慢のセットプレーで好機を創出。前半23分にはMF森村昂太の縦パスから平戸がシュートを狙ったが、GK白井裕人が横っ飛びでかき出した。

 金沢も前半29分、得意のカウンターからFW垣田裕暉が左サイドを突破するも、右足シュートはわずかに左へ外れた。すると同43分、町田は敵陣でのボール奪取から、平戸が振り向きざまに左足を一閃。グラウンダーのシュートでゴール左隅に叩き込み、先制に成功した。

 後半は金沢が盛り返す。10分、右サイドでDF大谷尚輝に競り勝った垣田が中央にえぐり、佐藤へのパスはMF井上裕大がカバー。その後は立て続けに選手交代を敢行し、14分にはFW山崎雅人、19分にはMF清原翔平が入った。

 その後は町田の攻撃が金沢ゴールを脅かす場面もあったが、金沢は後半23分、石田のクロスに反応した山崎のヘッドがポストを直撃。こぼれ球に飛び込んだ垣田が狙うも、井上がギリギリのところでカバーに入った。

 町田が後半29分にMF杉森考起を入れると、金沢は同34分に杉浦を投入。同35分には杉浦のクロスに垣田が頭で合わせたが、ボールは上へ。同40分、右からの折り返しに山崎がボレーで狙うも、これも枠を捉えることはできなかった。

 町田は後半43分、深津が右太もも裏を負傷し、DF藤井航大と交代でピッチを退く。金沢にとっては相手最終ラインがスクランブル化する好機となったが、最後まで得点を奪うことはできず。そのままタイムアップを迎え、7試合ぶりの敗戦を喫した。

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