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トッティ氏、ドイツW杯決勝前夜を回想「眠れずに朝6時までカードゲームで遊んだ」

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元イタリア代表のフランチェスコ・トッティ氏がドイツW杯決勝前夜を回想

 今秋、イタリアで発売される元イタリア代表フランチェスコ・トッティ氏の自伝本の一部が公開された。トッティ氏本人が19日、インスタグラムで2006年ドイツW杯のエピソードを紹介している。

 昨年、40歳で現役引退を決断したトッティ氏の自伝本が今秋、イタリアで発売されるが、ローマのレジェンドはインスタグラムを更新し、代筆を行ったパオロ・コンドー氏との対談の様子を投稿。2006年W杯での体験を明かした。

 トッティ氏はドイツW杯にイタリア代表として出場。イタリアは2勝1敗でグループリーグを首位で通過すると、決勝トーナメントではオーストラリア、ウクライナ、ドイツに勝利して決勝に駒を進めた。そしてファイナルではフランスと対戦。引退目前のジネディーヌ・ジダンマルコ・マテラッツィに頭突きを見舞い、退場処分となるなど物議をかもす試合となったが、PK戦の末にイタリアが頂点に立った。

■ガットゥーゾと過ごしたフランス戦の前夜

 トッティ氏はフランスとの決勝前夜の様子を回想している。決戦を前に眠れぬ夜を過ごしていると、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が訪ねてきたと振り返る。

「夜中の12時に部屋のドアを叩く音がした。誰かと思ったら、ガットゥーゾだった。『今、何してる?』と聞かれて、『眠れないんだ』と答えた。すると『カードゲームでもしようぜ』と言うんだ。『何だって、お前はバカか?今、12時だぞ』と答えたんだ。だけど彼は『だって眠れないんだ。僕は無理だ。お前こそ眠れるか?』と言う。結局、『僕も眠れない』と応じた」

「2人ともバカ同士だったんだ。朝の6時までカードゲームで遊んでいたよ。1試合終わったら、もう1試合という風にね。それからドアが開いたままだったんだけど、他の部屋からはプレイステーションで遊んでいる音が聞こえた。要するに他の皆も、眠れなかったということなんだよ。いや、一人だけ寝ていた人がいる。それは後に分かるよ」

 同僚のほとんどが眠れずに時間をやり過ごす中、一人だけ寝ていた者がいたことが明かされているが、その名前はのちに明らかになるようだ。

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