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土壇場でバルサに“横取り”されたローマSD、「法的処置も検討」

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ローマのモンチSD

 ローマのモンチSDは、FWマウコムのバルセロナへの移籍について法的処置を検討していると話した。24日、英『アス』が伝えている。

 ボルドーに所属していたマウコムはローマに加入する寸前だったが、突如バルセロナが獲得競争に参入。ローマはクラブ間合意に至っていたものの、“横取り”される形となり、モンチSDは不満を露わにしている。

「クラブのなかで、いろいろなオプションを検討するつもりだ。今回のことが合法なのかの検討も含めてね。たしかにまだ契約は完了していなかったが、先方の代理人や会長からはたくさんのメッセージをもらっていた。少なくともこれらはチェックしてもらう必要がある」

 23日にはローマとボルドーはクラブ間合意に至ったと発表しており、その日の午後には契約が完了するはずだった。

「午後5時に代理人や選手、クラブと合意に至った。すべては完了し、メディカルチェックのためローマに来てもらうことになった。フライトは午後9時の予定だったから、午後11時には来るだろうと安心していた」

 だがその夜、マウコムの所属していたボルドーとバルセロナの両方から公式に移籍の発表があった。

「すべてが終わったんだ。だが1時間後、バルセロナが獲得を狙っているという噂が流れてきた。数日前から別のクラブが彼に関心をもっていたことは知っていた。そしてバルセロナもそのうちのひとつだった。このことがあったから、私たちは一刻も早く合意するようにしたんだ。そして無事合意に至った。だから私は驚いている。選手の代理人が私に電話してきて、ボルドーがローマへの渡航拒否をしていると伝えてきたのだから」

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